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【企業】ネット通販の発展と再配達の無料問題

2017/02/15

ネット通販ほど、便利な物はないです。

クリックすれば早ければ翌日には、品物が到着します。

ですが、仕事をしている人は昼間に荷物を受け取れないので、再配達をしなければなりません。

その再配達で、人で不足に拍車がかかっていることをご存知でしょうか?

今回はその問題について迫っていきます。



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再配達の需要

宅急便の再配達の需要は10%~15%です。

年間の配達数は約36億個です。

再配達の需要が10%でも、3,600万個が再配達を利用している計算になります。

中には何回も再配達をしなければならないなどの問題もでてきます。

この件数の多さから考えると、需要の件数とドライバーの件数の割りが全く合わないです。

宅配ボックスの利用の増加

結婚する年齢が上昇しているのは、承知の通りです。

結婚の年齢が上がっているということは、一人暮らしが増えているということ。

つまり、昼間に宅急便を受け取れる人が減っているということになります。

その需要もあり、宅配ボックス付きのマンションが急増し、宅配ボックスの需要が10年で1.5倍に増えました。

再配達の需要も考えると、宅配ボックスの需要が追い付かないぐらいの再配達があるという計算になります。

そもそも、宅配ボックスは都心部に多く、しかも宅配ボックス付きだと、家賃が上がる傾向にあります。

便利なものがマンションについていたら、他のマンションとの差別化になり、家賃があがるのは無理のない考えです。

再配達を無料だと思っていませんか?

再配達無料は日本だけのサービスです。

海外では再配達は有料のオプションです。

ですが、宅配業者が再配達を有料にしてしまったら、その宅配業者を使用したくありません。

他が無料なのに、その業者だけ有料なら使用しなくなります。

だから目をつぶるしかないのが再配達です。

再配達を有料にできないのなら、1回で受け取ってくれる人にはポイントをつける案もあります。

確かに、その方法が採用されれば1回で受け取りたくなります。

急に自宅に荷物が届いても、出たくないというのは理由の1つです。

不在票が入っていて、指定する時間に宅配業者が届けに来る方が、安全です。

そのようなこともあるので、再配達の需要はいつまでたっても残り続けます。

増え続けるネット通販

ネット通販は年々、需要が増え続けています。

高齢化社会になってきているため、自分では買い物に行けない人に、世の中が合わせてきていることが大きいです。

それに、忙しい人が多く、欲しいものは夜中に通販で購入する人も多いです。

アマゾンでは注文を受けたその日に商品を到着させることも考えています。

そのことが実現すれば、ネット通販はさらに需要が増えるでしょう。

通販で購入すると、到着まで最短で次の日になります。

宅急便の受け取りができないと、ずるずると翌日、翌日と先延ばしになり、購入した意味がなくなります。

それでも、いちいちお店に買いにいかないで済むのは非常に便利です。

まとめ

ネット通販の需要は増え、再配達の需要も増えています。

そこに人手不足の問題が乗っかり、再配達で首を絞められているのが現状です。

もし、この問題が解決されれば、世の中の問題が減り、さらに便利な世の中になります。



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