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節約

【節約】原価の計算だけで物の価値はわからない

2019/08/15

原価の計算で物の価値を決めている人が多くいます。

主に原価厨などと呼ばれている人です。

原価だけで物の価値を決めることはできません。

話の内容を聞いていると、流通などの考えはすべて飛ばしています。

商売をやったことのない人の考えに過ぎないのです。

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製品の原価は使うパーツの原価の合計ではない

物の原価は使うパーツの合計ではないです。

少し前に話題になったのが、ハンドメイド製品の原価です。

使うパーツを合計を原価だと言い張り、製品代が高いというクレームです。

全くの見当違いです。

原価は使うパーツの合計だけの計算ではありません。

それだけでやっていたら、どんな製品もものすごく安いです。

しかも誰にもお金が入らずに、生活ができなくなります。

慈善事業でやっている人は、世の中には数少なくいますが、当てはまらない考えです。

利益があって、初めて生活が成り立つのです。

製品を作るのに何分かかるのか?

原価計算で大事なのは、サイクルと呼ばれる時間です。

製品を作るのに何分の時間がかかっているのかが大事です。

例えば、製品を作るのに1分かかるとしたら、1時間に60個です。

人件費が1時間当たり1000円だとしたら、約16.7円かかります。

電気代、機械のチャージ、副資材など、足さなければならない原価は多いです。

製品のパーツだけで原価を計算することはありません。

概算で金額を出すなら、こんなもんだろうという金額の場合もあります。

ですが、原価厨と呼ばれる人は、そこまで突っ込める知識はないようです。

知識不足で原価厨というのも間違っている名前ではあります。

物の価値以外にも雰囲気などで金額は変わる

物の価値以外にも、雰囲気などで物の価値は変わります。

例えばコンビニで売られているコーラが100円だとすると、山の上で売られているコーラは130円になっているかもしれません。

野球場で飲むコーラは150円かも知れません。

高級飲食店で飲むコーラは400円かも知れません。

原価だけ考えれば、コンビニが仕入れるコーラに対してなので、30円ぐらいでしょうか?

30円が最大400円にまで金額が跳ね上がってしまうのです。

そこにも原価計算からすると高すぎると突っ込めるのでしょうか?

おそらく、お引き取りいただくか、買わなくて良いと言われるかのどっちかです。

原価だけで物事を考えてはいけない

原価計算をすることは間違いではありません。

知識として覚えていれば、役に立つことはあるからです。

ただし、中途半端な原価計算で原価が安いと言っても、話は通じません。

それは、原価計算のやり方が間違っているからです。

どこまで原価を計算できるかは知識でしかありません。

仕事をしていて、自分の業界内の製品に対して、原価が安いというのはわかります。

ですが、知識もないのに原価が安いというのは間違っています。

しかも、その製品がどんな商流を通っているかもわからないのに。

まとめ

原価厨の話を聞いていると、恥ずかしくなることがあります。

知識もないのに、恥ずかしがらずによくそんなことを言えるのかと思うこともあります。

知識があって初めて原価計算ができるのです。

原価と言っている時点で恥ずかしいことではあります。

それに、貧乏人をそこまでアピールしなくてもと思います。

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