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人が困る稼ぎ方をしていたら、翌々は自分が困ることになる

2020/12/04

人の足元を見る商売のやり方をしていたら、長く商売をすることはできません。

人として信用されなくなったら、商売人ではないのです。

今だけ儲かっても意味がないことに気が付いた方が良いです。

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震災時「5000円の弁当」で儲けた店が3カ月で閉店した理由

阪神淡路大震災が起きた1995年、船井総合研究所に勤めていた私は、震災の直前に兵庫県神戸市の中心街・三宮に開業して被災してしまったカフェのコンサルティングを担当することになりました。

まだ駆け出しだった私は、どうにか難を逃れた店主ご夫婦の家に足を運び、今後の戦略について話を重ねました。

1つしかないお店が被災したので、打ち合わせ場所もご自宅しかなかったのです。

JR芦屋駅から徒歩5分のはずのお宅の近くは、潰れた木造家屋が並び、焼け野原のようになっていました。

ある日、そんなご自宅で、奥様が教えてくださったのが、「1個5000円の弁当」のお話です。

その弁当を売っていたのは、あるお肉屋さんでした。

店は芦屋や三宮からは離れており、地震の被害が少なかったようで、本来は1個400~500円くらいで売っていただろう弁当を、震災のダメージが大きい場所に出向き、1個5000円で売っているというのです。

芦屋については、「関西でも有数の高級住宅街」というイメージをお持ちの方もおられると思いますが、当然ながらごく普通の住宅も多く、資産家だけが住んでいる地域ではありません。

ただ、その値段でも弁当は次々に売れたそうです。

しかし、それから3カ月ほど経ったとき、奥様がそのお肉屋さんが閉店したと教えてくれました。

芦屋の人々は「あんな店、地元だったら絶対に買わない!」と憤っていたそうですが、そのお肉屋さんは地元近辺でも5000円で弁当を売っていたらしく、実際に地域の人たちに相手にされなくなったというのです。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e7bdb110b2a7464b9611a7071c5387c53a860cc3

コメント

人の足元を見て商売する人は世の中にいます。

その時々で儲けることは可能です。

その時には困っているのだから、それしか買うことはできないんです。

1個5000円のお弁当も買うしかないのです。

食べなければ生きていけません。

普段の10倍の価格でも買って食べなければならないのです。

4人家族で2万円分のお弁当です。

普段だったら良い食事をすることができます。

ですが、緊急時が終ってしまったら、その時の恨みで買って食べるわけがありません。

どんなに美味しくても、そのお弁当屋では一生買わないでしょう。

このように人の恨みを買ってまで儲けるのは良くないです。

長続きをすることができないので、その時だけ儲かるだけなのです。

商売はその時だけ儲けるより、長く儲ける方が良いです。

商売の基本が間違っているのです。


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