【教育】読書感想文を簡単に上手く書く裏技
2016/08/30
夏休みの宿題で必ず出されるものの1つが「読書感想文」です。
読書の好きな人なら良いですが、苦手な人は、本当に苦労します。
慣れていない人が本を読むと、平気で1か月かかります。
それから感想文となると、重すぎる宿題に唖然としてしまいます。
「重い宿題」と感じたら、後回しにするのが人間の心理です。
ですが、後回しにすればするほど、時間がなくなり、厳しくなってくるんです。
そこで、「読書感想文を簡単に上手く書く裏技」をご紹介します。
本選びは慎重に
読書感想文のキモになる、本選びは慎重にしてください。
どんな本を選んで、どんな風に書くまでイメージできたら、簡単に書けますが、そこまでは無理だと思います。
本選びのコツをご紹介します。
1、自分に興味があるジャンルの本
電車が好きなら電車についての本、車好きなら車の本、料理好きなら料理の本という具合です。
好きなジャンルの本なら、時間がかかるはずの読書の時間が半分以下になります。
それに頭に入ってくることが、段違いです。
自分の興味がある本を選ぶべきです。
2、ページ数の少ない本
これが一番大事かもしれません。
普段、本を読んでいない人だと、急に気合が入り、内容が難しく分厚い本を選びがちです。
普段本を読んでいないので、取り返そうということがあるのかも知れません。
ですが、ほぼ確実に、その本は挫折します。
本を読みなれていないので、1/3ぐらいで飽きてしまうのです。
薄い本を一気に読むことが正解です。
3、直感で良いと思った本
人間、直感は大事です。
悩んで悩んで悩み切って決めた本は、後からなぜか後悔します。
それは、「やっぱりあっちにしておけば良かった」などと思ってしまうからです。
直感で決めた本は、他に選択肢が上がる前に決めています。
そうすると、その本を読むしかないんです。
読んでいる時も大事
読書感想文は、本を読んでから書くものではありません。
読んでいる最中にも、書く準備をするものです。
1、付箋
読んでいる時に、印象に残った場面に付箋を貼ってください。
書くのに、書くネタがないと書くことができないので、読み返せる部分に付箋を貼っておくのです。
後から付箋のページさえ読み返したりできれば、立派な感想文が完成します。
2、メモ
メモ書きも重要な準備の1つです。
付箋だけだと、読んだ時に何を思ったかを忘れてしまいます。
その時に思ったことを記入していきます。
その時にページ数や、場面など詳しい状況も書いておけば、準備万端です。
3、準備に時間をかけない
準備で大切なことは、準備に時間をかけないことです。
準備を頑張りすぎて、前に進まないというのは、最悪な出来事です。
あくまで「読書感想文を書くこと」が大切で、準備をすることではありません。
後が楽になるからと思って、付箋やメモを取りすぎると、肝心の本が進みません。
そこだけは間違えないようにしてください。
構成
書く構成によって、同じ内容でも、全く違う印象を受けます。
構成作りも非常に大事です。
代表的な構成をご紹介します。
1、校正
a、本との出会い
b、本のあらすじ
c、本の内容(印象に残った場面など)
d、本を読み終えての感想
この順番で読書感想文を書けば、問題ない仕上がりになります。
ですが、平均点以上を取るなら、校正を練り直さなければなりません。
読み返しが重要
読書感想文を書き慣れていない人は、読み返しをしません。
実は読み返しが、一番大事なことなんです。
読み返しで注意することをご紹介します。
1、言い回し
どんなに良い文章でも、言い回しが変だったら良く思われません。
言い回しは、非常に大事です。
日本語は難しい言葉で、言い回しだけで、相手が取る印象が違ってきます。
同じ意味でも、違ったように感じ取られてしまうのです。
2、誤字脱字
誤字脱字があると、雑に書いた印象を受けます。
丁寧に書いた、気持ちが入っているというのは、基本的な誤字脱字がないことが前提です。
感想文を読んでいて、誤字脱字があると、読んでいる人の気持ちが下がり、良い文章と取られなくなります。
まとめ
読書感想文は、宿題の中でも非常に重い宿題です。
読書をして、感想文を書いてと、とにかく時間がかかります。
学校側は、これを機に読書をする習慣をつけるようにとは言いますが、大変なものには変わりがありません。
少しでも簡単に、気持ちを楽にして進められるようにしたいです。