【経済】消費税増税が貧困問題を加速させるのに増税に踏み切ってしまった
消費税が10%に上がろうとしています。
8%から10%に上がった所で、たった2%と思うかもしれません。
5%から8%に上がった時は、3%の増税だったので、たいしたことはない。
そう思っていたら、かなり不味いです。
パーセンテージだけではなく、消費税増税の問題は非常に大きいのです。
増税に、なぜ踏み切ってしまったのか不思議に思います。
消費税は全員から一律に取る税金
消費税は、全員から一律に取る税金です。
全員とは日本国民全員です。
誰でも買い物はします。
買い物をすればついてくる税金です。
当たり前ですが、買い物をしない人はいないです。
企業でさえも、仕入れなどがあるので、買い物をしています。
その全てにかかってくる税金です。
それぐらいどうでもよいと思っていたら、非常に危ないです。
誰構わず取ってしまうのが、迷惑な税金なのです。
税金は対象の人から取るのが良い
消費税は、お金持ち、貧乏などのお金を持っているかどうか判断してから取る税金ではありません。
対象は全員です。
貧乏な人は、生活費をが収入の100%になります。
お金持ちは生活費が収入の10%かもしれません。
収入のどれくらい消費税の対象になるかは、10%か100%かの違いになります。
これは大きな違いです。
貧乏人がより貧乏に、お金持ちはよりお金持ちになる仕組みです。
税金がかかる比率が違いすぎます。
不公平にもほどがある税金です。
格差社会をより格差社会に進めるための対策にしかなりません。
税金は対象を決めたら良い
税金は誰から取るかを決める方が良いです。
例えば企業、お金持ちなどです。
貧乏な人、障害を持っている人を守る仕組みはあります。
補助金などが、その例です。
生活することに不便を感じている人には補助金がでます。
ですが、税金の対象は全員なのです。
補助金を貰っても、税金を納める金額が上がれば、実質的に補助金は減らされることになります。
買い物できる物が減ってしまうからです。
それは大きな矛盾がある話です。
なぜ、それがまかり通るのかが不思議に思います。
税収入が上がっていても景気は悪い
税収入が上がっているというニュースが増えています。
バブル期と同等、またはバブル期より税収入が多いなどです。
単純に聞けば、税収入が多いということは、景気が上がっているということが想像できます。
ですが、違います。
税金の金額が増えただけです。
しかも、消費税が上がったので、消費税でカバーしているのです。
お金のある所には、お金を残したままです。
お金を回して、景気を回復させるというのは、どこにいったのでしょうか?
税金の金額が増えても、意味がありません。
より、消費が抑えられるだけです。
買い物をしたい人が増えるはずがありません。
まとめ
消費税が上がるたびに、経済の成長が損化しているという事実を知っていますか?
わかりやすいぐらい、成長が鈍化しているのです。
経済成長が鈍化すると、日本が世界の中で競争ができなくなります。
経済先進国だったはずの日本が、世界と争っていけません。
このまま衰退の道をたどっていくのでしょうか?