どんな大手企業でも、経験が大事で、経験を積める育て方をする
2021/02/25
どんな大手企業でも、経験が大事で、経験を積める育て方をする。
企業の大きさは関係がありません。
結局は、企業の中にいる人の質で決まります。
トヨタが重宝する「ひとりで解決できる社員」とはどんなスキルを持つのか
なぜ、そこまで一見、理不尽なスパルタ式の教育をしてきたか。
それは、楽な教育という温情をかけると、実際の危機管理の現場では通用しないからだ。
危機の現場とは命にかかわる現場だ。
ちょっとした油断が本人や周囲の命にかかわる。
厳しい教育は油断や気のゆるみをなくすためのものだ。
危機の現場ではひとりで考えなくてはならない。
上司はいない。
ひとりで苦労した体験を頼りにプランを考え、実行し、かつ、被災した人間の力になる。
生産調査部で厳しくしつけられていれば、危機の現場でも動揺せず、焦らずに仕事をまっとうできる。
ただ、今の生産調査部はかつてのような過酷な教育はしていない。
しかし、ぬるい指導はしていない。
実践的で厳しい訓練だけが危機管理人を作る。
こうした人材教育を続けていることがトヨタの強さであり、その強さが危機管理につながっている。
トヨタの危機管理の土台にあるのはトヨタ生産方式という手法の実践、そして、危機管理人を育てる日々の人材教育だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/38ce0a5e2975dbcf015b2b2feb4aa4884d243589
コメント
人を育てるのには時間がかかります。
頭だけで覚えさせても、できない人は多いです。
結局は自分の体に覚えさせないと、動けないからです。
頭で理解してわかっていても、実際にやってみると違います。
経験したことがある人なら、よくわかるはずです。
ひとりで解決できる社員というのは、そのことも意味しています。
トラブル事で、何かあった時、頼れるのは自分の経験です。
自分が体験したことが、一番頼ることができます。
実践が大事というのは、そこにあります。
短時間では結果が出にくいのです。