就職人気企業は社会人経験のない学生が決めたランキングに過ぎない
2021/03/05
就職人気企業は社会人経験のない学生が決めたランキングに過ぎない。
それを理解して、ランキングを見ましょう。
そのランキングは社会人になると大きく変わります。
「就職人気企業に飛びつく」日本人に欠けた視点
毎年発表される「大学生の就職人気企業ランキング」を見ると、誰もが知っている大手企業がずらりと並んでいます。
また、「新卒で入った会社に定年まで勤めたい」と考える人の割合は、それほど減ってはいないようです。
日本は、平成の30年間で世界のなかでの地位を大きく低下させました。
購買力平価で見たGDP(国内総生産)のシェアは9%から4%に低下、IMD(国際経営開発研究所)による国際競争力は1位から34位に。
平成元年(1989)には世界のトップ企業20社のうち14社が日本企業でしたが、現在は49位のトヨタ自動車が最高位という情けなさです。
こうした状況では、「よらば大樹」という安定志向が正解だと多くの学生が考えるのは無理からぬことです。
就職先として公務員の人気も安定しているようです。
でも、大きな組織のなかにいれば安心だ、というのははたして本当なのでしょうか?
そうであれば栄華を誇ったローマ帝国やモンゴル帝国が永く世界の覇権を握っていてもよさそうなものですが、現実はそうではありませんでした。
それに、ランキングに入っているような大企業に首尾よく入社できたとして、その後、本当に安定した幸せな人生が待っている、といい切れるでしょうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/224f08eb9bb681d04f2d83f51ccc99f475492924
コメント
就職人気企業は、安定の優良企業ではありません。
社会人経験のない学生に人気というだけの企業です。
実際の所は社会に出てみないとわかりません。
それは、社会人と学生とでは大きな差があるからです。
知識や経験の差は大きいです。
名前が一般受けしている会社が人気企業になっているだけです。
名前が売れていない優良企業も多いです。
それに、中小企業でもニッチな世界で有名な企業もあります。
表の看板だけに騙されてはいけません。