【学校】いじめの原因と理由 -いじめる側の責任-
2016/08/29
いじめの原因と理由の「いじめる側の責任」です。
いじめには、「いじめる側」「いじめられる側」が必ず存在し、「いじめる側」が悪者という認識が一般的です。
いじめる側はどんなりゆうで、いじめをするのでしょうか?
原因と理由を探っていきます。
いじめには数パターンある
いじめには大きく分けても、数パターン存在します。
いじめる側と言われると、1人に対し数人で、いじめるのを想像することが多いと思います。
ですが、他のパターンも存在します。
1、クラス全体でいじめる
クラス全体でいじめるパターンです。
カースト制度という言葉が認知しはじめていますが、クラス全体でいじめるパターンがカースト制度に当たります。
クラスの雰囲気が「いじめ推奨」という雰囲気で動いています。
2、1人対数人
1人対数人が、一般的ないじめの構図です。
この構図はいじめている側も、いじめられている側も同じグループのことが多いです。
小さいカースト制度で動いている場合があります。
3、1人対1人
1人対1人は、いじめではなく、喧嘩と分類してします人もいます。
ですが、力の差が大きいと、喧嘩ではなく、いじめです。
プロボクサーと喧嘩をする気になるかどうかで判断してください。
プロボクサー相手には、まず勝てません。
その図式が、ここでも当てはまります。
いじめをする理由
いじめをする理由は、何でしょうか?
これも数パターンあるので、1つづつ説明をしていきます。
1、自分と違う
いじめの初めで多いのが、自分と違うという理由です。
黒人差別の理由は、肌の色の違いだけでした。
世界的に有名な差別も、元々はいじめが原因です。
肌の色や、話し方、行動、考え方が違うだけで、いじめは起きます。
2、暇つぶし
小中高と学校は、基本的に暇な時間が多いです。
遊び方も限られてきますし、遊びも昔と比べて、大した進化していません。
そう考えると、いじめも遊びの1つになります。
3、カースト制度
クラスの中で階級が存在し、一番下の階級の人は、いじめの対象になります。
カースト制度と名前がついたのは、2000年を過ぎた頃でしょうか?
名前はなくても、昔からありましたが、名前がついてからは階級がひどくなりました。
4、正義感
正義感が強い人は、自分では気が付かないような、いじめをしている場合が多いです。
例えばクラスで勉強や運動ができない人がいると、熱血的に教えるなどです。
曲がったことが嫌いで、全てを正そうとするのが特徴です。
言葉では綺麗ですが、まわりにいると煙たい人ナンバーワンです。
自分では気が付かない、押しつけが多く、いじめという認識は本人にはありません。
5、育った環境
子供は親の影響が非常に強いです。
優しい両親に育てられると優しい人間に、勉強ができる両親に育てられると勉強ができる人になります。
暴力的な両親に育てられると、暴力的な人になってしまいます。
暴力が当たり前の所で育ったので、人にも暴力を振るいます。
それは、いじめの始まりです。
いじめの原因
いじめの原因は、基本的には「いじめる側」にあります。
いじめる人がいなければ、いじめには発展しないので、原因は間違いなく「いじめる側」です。
ただし、いじめという認識は人それぞれ違います。
それをしたらいじめ、それをしなければいじめではないということは、本人(いじめられている側)が判断します。
原因は、そこにあります。
実際にいじめをしている人は、いじめだと認識していないことが多いです。
大人になって、いじめていた人が気軽に、いじめられている人に話しかけるのは、このためです。
認識が、いじめている側と、いじめられている側で違うのです。
まとめ
いじめは、非常に深刻な問題です。
人それぞれで認識が違うので、いじめかどうかの判断は、非常に難しいです。
本人たちで、どうにかするのが一番早いですし正確です。
ですが、それをいじめられている側が、言えないことがあります。
そのような環境を作らないようにするのが、大人の役目だと思っています。