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【学校】いじめ対策と解決法

2016/08/31

学校でいじめが起こると、対応策に悩まされます。

当事者探し、原因、対策、経過観察など、やることが非常に多いです。

対応策をミスしてしまうと、保護者会、教育委員会などに問題視され、良い方向には向かいません。

新聞沙汰にまでなってしまうと、教員免許剥奪など、教員としての将来が怪しくなります。

そうなる前に、対応策と解決方法は学んでおくべきです。



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いじめの当事者探し

最初に始まるのは、いじめの当事者探しです。

ここで躓く方は、非常に多いです。

普段、生徒とどれくらい触れ合っているのかで、見つけられるかが変わってきます。

「そんなの簡単だよ」と思った方は、ちょっと待ってください。

喧嘩している2人がいたとして、本当にその2人が当事者ですか?

自分の昔を思い出してください。

誰かの命令で喧嘩していたことはありませんか?

周りの雰囲気で、喧嘩しなければならなくなってしまったことはありませんか?

それを踏まえての当事者探しです。

喧嘩している2人をやめさせるだけなら、簡単です。

いじめは、根がもっと深いことが多いです。

その根から解決しないと、同じことは何度でもおこります。

いじめの原因

いじめの原因は当事者に聞くのが早いでしょう。

質問事項は、最低でも下記5点です。

1、なぜいじめになったか?

2、誰が対象だったか?

3、いつからいじめがあったか?

4、どんなことをしたのか?

5、解決方法は?

この原因を探るのをミスしても、良い方向にいきません。

「なぜいじめが起きたのか」を、徹底的に確認してください。

いじめ対策

対策には2つあります。

1、いじめが起こる前に対策をすること

いじめは、いじめが起こる前に対策をすることが非常に大事です。

ただの喧嘩なら、問題なしですが、いじめまで発展すると食い止められません。

日本人は特に周りに流される人種です。

別の人がやっているから、自分もやるなんて言われたら、どうしようもないです。

もちろん怒ることは大切ですが、怒っても解決はしません。

その雰囲気を正さないといけないので、非常に手がかかります。

クラスの雰囲気に敏感に反応し、人間関係に注目しましょう。

2、いじめが起こった後の対策

再犯防止対策です。

1度起こったことは、2度起こります。

いじめの火は、簡単には消えません。

1度問題になって、消化したつもりが、実は見えない所で、いじめは起こっていた。

そんなことは日常茶飯事です。

先生に見つかったから、影でやっているなんてことは、子供の頃にやりませんでしたか?

今の子供も同じことです。

加害者への問い詰め

重要なことは加害者への問い詰め方法です。

いつ、だれを、どのようにして、問い詰めるかが重要です。

基本ベースをご紹介します。

1、加害者を見つけた時点で問い詰め開始

2、放課後に呼び出し(個人づつ、複数の先生で同日で行うこと)

3、なぜいじめが起きたかを確認

4、中途半端な答えでは受け付けず、根の部分を確認する

5、先生同士が集まって会議(おかしなことがなかったか、言っていることが全員一致するか)

6、全員集めて問い詰め(泣くまでやるイメージ)

7、数日間に渡って繰り返し行う(その間に対応策の作文を何回か書かせる)

8、1週間以上間があいたら、被害者に謝りに行かせる

9、保護者会を開き、事実を伝える

とにかく、徹底的に問い詰めることが重要です。

非常に問題ということを当事者にわからせなければなりません。

まとめ

いじめは、非常に大問題です。

クラスの方向性がおかしくなりますし、雰囲気も最悪になります。

いじめが進んでしまえば、自分自身に問題が跳ね返ってきて、教師生命が絶たれます。

そうなるまえに、食い止める対策を行いましょう。

なぁなぁで終わらせてしまっては、後々苦しくなります。

すぐに食い止めることが大切です。



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