働き方改革で良くなった人、悪くなった人の差が激しい
2021/05/01
働き方改革で良くなった人、悪くなった人の差が激しい。
仕事の負担が増えている人は多いです。
実は良い改革ではなかったのかもしれません。
コロナ禍の「働き方改革」の裏で使い倒される非正規社員たちの失望
理由はどうであれ、一部大企業などでは、社員の残業や休日出勤を減らすなど、すでに改革に着手し「会社がホワイト化した」という喜びの声も聞こえてくる。
一方、この改革、誰にとっても、どんな立場の人にとっても「素晴らしい」ものなのか。
雇用者が5人いたとしたら、うち2人が「非正規雇用者」とも言われる昨今。
取材を進めると、こうした弱い立場の人に「しわ寄せ」が及んでいる実態が浮かび上がってきた。
「コロナ禍以降、正社員は確かに残業も休日出勤も減りました。在宅ワークが増え出社する必要が減り、早出や残業、出張もほとんどない。働き方改革って素晴らしいな、とえびす顔です。番組で、働き方改革の素晴らしさを特集しよう、なんて言い出す始末。でもちょっと待てよと。我々非正規スタッフは、正社員が抜けた穴を、手当なしで埋めなければならないのですから」
大阪府内のテレビ局勤務・笹部知明さん(仮名・30代)は、外部の番組制作会社に所属し、派遣スタッフとしてテレビ局内に常駐する情報番組のディレクター。
ほんの数年前までは月の残業時間が100時間を超えることは当たり前、朝夕だけでなく、土日祝日の仕事も当たり前という「ブラック」環境で働いてきた。
正社員も同じような環境で働いてはいたのだが、大きく違うのはその賃金だ。
「正社員には、残業代も休日出勤手当もバッチリ出るわけです。我々の場合は、全部コミコミの固定給。同じように仕事していても、あっちはどんどんもらえる手当が増えているけど、こっちは働くほど損」(笹部さん)
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3fe8a5bf8f4c431376edf6d149159415f2d23197
コメント
正社員の穴埋めをする派遣社員などの非正規社員。
そんな構図ができあがってしまっています。
働き方改革は正社員だけの物になっています。
それ以外は使い倒しのようになっています。
ですが、それもしょうがないことです。
仕事量を減らすことはできないので、誰かが働かなければならないんです。
誰が働くかと言ったら、正社員以外です。
それは目をつけられにくいからです。
そんな構図はこれからも続きそうです。