外食の勝ち負けが決まってきて、業態変更も多くなってきた
2020/12/14
飲食店もコロナで勝ち負けが決まってきました。
勝ち組に業務転換をしようとしていますが、どこまでできるのでしょうか?
外食業にも変化が訪れています。
勝ち組はマック・回転ずし・焼き肉、コロナで沈むファミレス居酒屋
全国展開の店舗網と豊富なメニューで拡大してきた「総合外食」業態が新型コロナで劣勢に立たされている。
特定のジャンルの料理を求める「目的来店」客をつかまないと生き残れない。
業態変更の動きが一斉に始まった。先行する専門店と、業態を見直した大手による新規参入組の争いが激しくなる。
ファミレスや居酒屋はいまだにコロナの影響が強い。
ワタミの2020年4~9月期の連結最終損益は71億円の赤字。
ロイヤルHDも20年12月期に280億円の最終赤字を見込み、12月に全社員の1割弱に当たる200人の希望退職を募る。
すかいらーくHDは21年末までに不採算店を中心に200店舗を閉める。
対照的に好調なのがファストフードと回転ずし、焼き肉など特定ジャンルの料理を提供する業態だ。
マクドナルドの20年の既存店売上高は3月と6月を除いて前年を上回った。
客単価が上がり、客数減を補っている。
モスバーガーもまとめ買いをするファミリー層の持ち帰り需要をつかんでいる。
回転ずしチェーン最大手、スシローグローバルホールディングスの20年9月期の売上収益は過去最高の2049億円で前の期比2.9%増えた。
「焼肉きんぐ」などを展開する物語コーポレーションは焼き肉部門の既存店売上高が6月以降、8月を除いて前年実績を超えている。
回転ずしや焼き肉は来店客の食べるものがあらかじめ決まっている。
「家では作るのが面倒」という消費者に訴求しやすい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/81929e2ab4a019ff389a966db85d6454650574db
コメント
飲食店の売り上げが悪いといイメージは強いですが、実はジャンルによって違います。
イメージ先行だと、全体が悪いように聞こえますが、特定のジャンルは売り上げが伸びています。
売り上げが下がっているのは、目的がない飲食店です。
何でもあるけど、友達、同僚など、人と話に行く目的の飲食店は軒並み悪いです。
変わりに、専門店は売り上げが良いです。
それは何かを食べたいという目的意識があるからです。
外食せずに家で食事をするのにも限界はあります。
そこで外食を考えますが、焼肉、お寿司など目的があると行きたくなります。
持ち帰りなどに特化しているマクドナルドなどは外食ではなく、家の中で食べるという扱いになるので、少し考えは別です。
飲食店もコロナで勝ち、負けが付き始めてきました。