老後の資金をどうやって作るかは一生の問題
2021/01/11
老後の資金は一生の問題です。
その資金をどうやって作るかは非常に重要な問題です。
不安を解消するためには、解消方法を考えるのは先にしておいた方が良いです。
あなたにもできる!自力で「老後資金3000万円」を作る方法
2019年5月に金融庁が発信した「2000万円問題」がありました。
公的年金だけでは老後資金が2000万円不足するので、自助努力で準備しましょうという内容のもので、世の中の耳目を集めたのは記憶に新しいところです。
一方、今回取り上げた1万人アンケートにおいて、老後資金の希望額は、2000万円を上回って3000万円に近いということになります。
筆者がFP(ファイナンシャル・プランナー)として、相談者のライフプラン作りや財産作りのサポートを行う中で実際に計算すると、やはり老後資金が2000万円では不安だというケースは多々あります。
自分のプランに沿った金額を準備できれば、なお安心です。
将来が不安にもかかわらず十分な準備ができない要因には、マイホーム資金、教育費、保険料負担、低金利の預貯金、税金や社会保険料の負担の増加など、様々なものが挙げられます。
ただ、だからといって何もしないと、老後の生活は相当厳しくなるでしょう。
◆35歳から老後資金作りを始めるなら、どんな流れになる?
また、資産や積立の配分もずっと同じというわけではありません。
人生のステージに合わせて変化をさせていくことを視野に入れています。
その一例を示すと、下記のとおりです。
■35歳
株式等(投信含む)で値上がり(元本の増大)重視。若いうちは利回り重視の資産配分で、投資したお金を大きく育てることを優先する。■50歳
株式等の比率を半分程度に下げて、残り半分は国内外の不動産投信や外国債券(投信)に振り分ける。35歳からの15年間で育てた財産のブレを小さくしつつ、一定の収益性も確保してスパートをかける。
■55歳
国内外の不動産投信や外国債券(投信)の比率を、80%程度を目指して徐々に高め、さらに安定性を高めるようにシフト。■60歳
資産配分を国内外の不動産投信や外国債券(投信)に100%移行して、財産の安定性を高める。また退職後、65歳までの公的年金収入のない期間を、資産を取り崩さずに乗り切りたい時期。
これまで蓄えた財産から発生する毎月の収益分配金を得ることで、やりくりできる。
■65歳以降
引き続き、受け取る収益分配金と公的年金でゆとりあるセカンドライフを。これらはあくまで一例ですが、自分や家族の将来のため、このような取り組みをしている人も多くいます。
何もしない人と、自分で決めたことをやり続ける人とでは、将来に大きな違いが出てきます。他力本願よりも「自力本願」の気持ちで、できることから始めてみませんか?
引用元:https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/7a37c89cb13a814a94ca810739ddc2fb3aead6c9
コメント
老後の資金をどうやって作るかは、非常に悩み事です。
退職金が期待できないとなると、自分で貯めるしかありません。
それには普通に働いていても難しいです。
その場合、投資で増やしていくしかありません。
投資をすれば、まだ可能性はあります。
ですが、上手いやり方をしないと、逆に減らすことになります。
損をするならやらない方がいいです。
それでも、やらないと老後の資金は作れません。
非常に悩ましい問題です。