退職時に引継ぎをすることは義務なのか?
2020/11/23
転職せずに定年まで1社で働く人は少ないです。
誰でも転職をすることが当たり前の時代になってきました。
転職をするのにおこる疑問は、引継ぎです。
退職の理由にもよりますが、引継ぎをすることは義務なのでしょうか?
引継ぎをしないで退職をすると訴えられるのでしょうか?
引継ぎをすることは義務ではない
初めに答えを言ってしまうと、退職をする時に引継ぎをすることは義務ではありません。
個人の采配で引継ぎを行うかどうか判断できます。
ですが、どこまで引き継ぐのかは、個人任せです。
100%すべてを引き継ぐことは不可能です。
それは、人が変わるので、できるはずがないのです。
ある程度の引継ぎというのは、想定されます。
そのある程度は決まっていないので、個人の主観のみです。
法律で引継ぎをしなさい。
労働基準法で、引継ぎをしなさい。
そんなことは書いてありません。
ですが、一切何も引継ぎをしない場合、企業運営に関わるので、問題になる場合があります。
引継ぎを全くしないで退職する人もいる
引継ぎを全くしないで退職する人もいます。
もちろん、何年勤めたかによって、仕事の重要度が違います。
半年で退職した人と、10年勤めた人とでは、仕事の量も重要度も違います。
半年で退職した人は、そもそも引き継ぐ業務がないかもしれません。
今回はそのような人ではなく、10年間勤めた人にスポットを当てます。
10年勤めても、引継ぎをしない人もいます。
それは、会社に恨みを持っている人、解雇になった人などが当てはまります。
そういう人は、引継ぎをしません。
それに、引継ぎをしても、まともな内容ではないのです。
引継ぎをしない人は世の中には存在するのです。
多くの業務を抱えた人が引継ぎをしないと問題になる
多くの業務を抱えた人が引継ぎをしないと問題になります。
会社の運営にかかわる問題に発展するからです。
引継ぎが上手くいってないので、業務が滞るのは、よくある話です。
人が変わるので、能力や得意なことが違うからです。
それに、引き継いだ人の仕事量もあります。
仕事量が多いと、引き継いでも、手が足りないので、仕事が追い付かないということもあります。
ですが、行為に引継ぎをしないと、問題になるのです。
少しぐらいの漏れなら、問題にはなりません。
ですが、業務に支障が出ると、最悪の場合裁判になる可能性もあります。
どこまで引き継ぐかは、個人の判断ですが、恨みがあっても、やりすぎは問題です。
まとめ
転職をする時に悩むことは多くあります。
引継ぎや、有給消化、ボーナス、退職金などです。
自分がどのような状況かは、しっかりと考えてからの行動が良いです。
勢いだけで退職届を出すと、思わぬ方向に行ってしまうかもしれません。
よく考えてからの行動が正解です。