【季節】今年はどうなる?梅雨入り、梅雨明けの平均からみる梅雨の時期
2016/12/03
日本の第五の季節の梅雨。
雨が好きという人は少数派だと思うので、あんまり好まれない季節です。
毎年、梅雨入り、梅雨明けを気にしてスケジュールを組んでいる私にとっては、死活問題になりえる梅雨の時期です。
そんな梅雨の時期を平均から見て、毎年の傾向をみてみようと思い、まとめました。
梅雨とは?
梅雨は日本の北海道・小笠原諸島を除く全土、朝鮮半島南部、中国の南から長江流域の海部、台湾、その他の東アジアの広範囲での気象現象です。
主にアジアが中心で、梅雨という時期が発生しています。
雨の降らない国もあり、そんな国では恵みの雨が必ず降る時期があるということは、羨ましがられてもおかしくない気象現象です。
梅雨の注意事項
梅雨は誰もが知っている通り、雨が降りやすい時期です。
この時期の注意事項は、湿気との戦いになります。
湿気が多い所は、カビ・ダニが好む場所で、発生率が格段に上がります。
ダニが好む温度は25~28℃、湿度は65~85%、カビはが好む温度20~30℃、湿度70%以上と、まさに梅雨の時期の温度湿度と一致するので、危険な時期です。
ダニやカビから発生する病気は、アレルギー性気管支喘息、過敏性肺炎、カビ感染症の3種類が代表的な病気で、弱っている人に対しては、危険な病気でもあります。
梅雨入り・梅雨明けの平均
平均の数字を調べると、下記の数字になります。
梅雨入りの時期の目安はありませんが、梅雨明けの時期は、海の日が目安になっています。
期間は、ほぼ1か月半が梅雨の時期で、降水量は300ml前後が多いようです。
沖縄地方 :5月8日頃入り 6月23日頃明け 平均日数47日 平均降水量234.7 mm
奄美地方:5月10日頃入り 6月28日頃明け 平均日数50日 平均降水量511.3 mm
九州南部 :5月29日頃入り 7月13日頃明け 平均日数46日 平均降水量540.4 mm
九州北部 :6月5日頃入り 7月18日頃明け 平均日数44日 平均降水量338.8 mm
四国地方 :6月4日頃入り 7月17日頃明け 平均日数44日 平均降水量201.7 mm
中国地方 :6月6日頃入り 7月20日頃明け 平均日数45日 平均降水量327.9 mm
近畿地方 :6月6日頃入り 7月19日頃明け 平均日数44日 平均降水量296.6 mm
東海地方 :6月8日頃入り 7月20日頃明け 平均日数43日 平均降水量312.7 mm
関東・甲信地方 :6月8日頃入り 7月20日頃明け 平均日数43日 平均降水量288.2 mm
北陸地方 :6月10日頃入り 7月22日頃明け 平均日数43日 平均降水量276.4 mm
東北地方南部 :6月10日頃入り 7月23日頃明け 平均日数44日 平均降水量243.8 mm
東北地方北部 :6月12日頃入り 7月27日頃明け 平均日数46日 平均降水量141.6 mm
梅雨入り、梅雨明けしない年
中には梅雨入り、梅雨明けをしない年もあります。
梅雨入り、梅雨明けは太平洋高気圧や、梅雨前線、などの天気図を元に発表されます。
この天気図の中で読めない年が、数年に1回ぐらいの割合で発生します。
この場合、梅雨入りしていないのに、梅雨のような天気。
梅雨明けしていないのに、梅雨が明けたような天気になります。
天気予報は、あくまで予報なので、100%ではないので、このような現象がおこります。
梅雨なのに豪雨
近年、異常気象が多いので、梅雨なのに豪雨という現象もあります。
豪雨は台風だとか、まれに来る強力な雨雲の影響でおこります。
梅雨の雨はさめざめとした柔らかい雨が長く降るイメージですが、このイメージも覆ることがあります。
梅雨があったのに、水不足などもおこり、天気の気分で環境が大きく変わります。
梅雨なのに豪雨という現象が原因で、雨の災害が数年に1度の割合で、発生します。
雨の災害なので、土砂崩れ、川の反乱などですが、原因の雨が梅雨の影響で止みません。
災害が起こると、対処するのに非常に苦労する災害に発展します。
まとめ
梅雨の時期は、五月病などと言われる憂鬱な時期です。
雨を楽しむグッズも出ているので、憂鬱を吹き飛ばして生活をするのが良いです。
五月雨など雨が降るのが当たり前になってきている時期ですが、五月晴れで喜んだり、梅雨明けの海の日で喜んだりと、楽しみを作るのも、良い傾向だと思います。