【仕事】今夜は無礼講という言葉は、本当に無礼講?
2018/01/10
飲み会などで、今夜は無礼講という言葉をよく聞きます。
無礼講ということは、失礼なことをしても良いというとらえ方ができます。
ですが、実際は失礼なことをしたり、ハメをはずしたりして良いのでしょうか?
無礼講の意味は?
大辞泉で調べると、下記の意味が出ます。
身分の貴賤上下の差別なく,礼儀作法なしに催す宴会。
平常の社会階梯を一時無視することによって参加者の欲求不満を解消し,結果において既存の社会秩序を維持する役割を果たす。
無礼なことをしても良いというわけではありません。
礼儀作法があるガチガチの飲み会や接待ではなく、礼儀作法は必要なしという意味です。
友達同士で飲むのではなく、上司・先輩と飲むけど、いつもより砕けても平気です。ぐらいの意味です。
無礼講の言葉を信じ、失礼なことをしたら、失敗します。
あくまで礼儀作法がない程度
あくまで礼儀作法がない程度の解釈が正解です。
上司・先輩と飲み会をするのも仕事です。
仕事上で、最低限失礼がない程度が正解になります。
上司・先輩にため口で話すなどは完全にNGです。
最低限の限度を超えてしまっているので、対応としては間違っています。
社内で話すときよりかは、気楽な感じで良いですが、最低限は守りましょう。
失敗すると対応が変わる
飲み会で失敗すると怖いのは、次の日以降の対応が変わることです。
数回の内の1回ぐらいなら、かわいい奴ぐらいで済みます。
ですが、毎回となると、同じ席には着きたくなくなります。
毎回めんどくさい人となり、昼間でもめんどくさい人扱いになります。
それは避けるべきことなので、最低限のルールは守りましょう。
無礼講という言葉を信じ、ハメを外しすぎるのはNGです。
無礼講を許す上司はダメ上司
無礼講を許している上司はダメ上司の可能性が高いです。
上司と部下の関係は、近すぎず、遠すぎずが良いです。
無礼講だと言って、本当に無礼講をしてしまう部下を持っても、注意するのが上司の勤めです。
一緒になって騒いだり、無礼講を信じた部下を放置したりするのは、非常に悪いです。
そもそも無礼講の意味を上司は知らないかもしれません。
無礼講を許してしまう上司は、ダメ上司の烙印を押されてもしかたのないことです。
まとめ
飲み会の席で無礼講という言葉を上司が使っても、無礼講にしてはいけません。
あくまでも普段よりというニュアンスで受け止めるのが正解です。
やりすぎると、次の日以降に響くこともあります。