【生活】電波時は時間が狂う理由と対策
2017/01/18
最近の時計は電波時計が増えてきました。
時間は正確に、しかも自動で正確な時間に修正してくれる便利な時計です。
ですが、その電波時計も時間が狂うことがあります。
時間が狂う理由と対策を考えていきましょう。
電波時計とは?
電波時計とは、電波で正確な時間に合わせることができる時計です。
昔は時間が狂っても、自分で正確な時間に合わせていました。
電話で時報を聞きながら秒単位で合わせたり、ニュースの時間に合わせたりしていました。
今では、その作業はなくなり、自動で秒単位の正確な時間を知ることができるようになっています。
以前は、電波時計はその正確さ、便利さから高価な物でした。
今では比較的安い金額でも電波時計が販売されていて、置時計、壁掛け時計、腕時計、携帯電話にまで採用されています。
巻き時計などの特別な時計以外、ほとんどが電波時計です。
電波時計が狂う理由
電波が狂う理由は多数あります。
■電波が狂う理由
*電池がない
時計が動いていないので、目視で判断できます。
電波以前に、時計が止まっています。
*送信所の電波に不具合
福島県、佐賀県に電波を発信している送信所があります。
東北の震災の時は、電波が乱れ電波が狂い、電波時計が正確な時間を刻まなくなりました。
地震前、地震後、両方に狂う可能性があります。
*電波が受信できない場所に時計がある
電波時計の電波は家の中では届きにくいことがあります。
電波が届かない所では、電波を受信することができません。
そうすると、電波は狂います。
*近くに強力な電波源がある
電波時計の電波は、電波源があると遮断される可能性があります。
テレビ、パソコン、エアコン、蛍光灯などの電気製品は電波を発信しています。
その電波に遮断され、電波を正確に受信することができなくなり、電波時計が狂います。
*太陽活動の変化
太陽活動が変化すると、地球の電波層が変化します。
そうすると電波が狂い、刻んでいる時間が乱れます。
太陽活動の変化は長く続くものではないので、いずれは元に戻ります。
*天候が悪い
天気が悪いと電波が阻害され、狂う可能性があります。
雨や雷雨、雪、霧などでも、正確な電波が届かないです。
最近では性能が上がり、乱れることは減りましたが、電波が狂う可能性はあります。
*故障
時計が故障した場合も、電波は狂います。
正確な電波は発信側、受信側の両方が正確でないと、正しい時刻は刻めません。
電波時計を直す方法
電波時計は時間が狂いっていたら直すことができます。
■電波時計の時計の合わせ方
*電波を受信して直す
電波時計は15分ぐらいで新しい電波を拾い、正確な時間に勝手に直ります。
*電波を受信するボタンを押す
電波を強制的に受信させるボタンが電波時計にはついています。
時計の裏にあるボタン、表にある電波のマークの書いてあるボタンなど、時計によって違います。
説明書に必ず記載があるので、確認しましょう。
*電波の周波数を変える
電波の周波数によっては、影響を受け乱れることがあります。
その時は周波数を変え、狂いにくいようにしましょう。
*電波の届きやすい場所に置き換える
電波の受信できにくい場所では、正確な電波を受信できません。その場合は窓際などに置き換えましょう。
そうすることで、電波を受信し、正確な時刻を刻みます。
まとめ
電波時計は非常に便利です。
時計を合わせることなく、電波を受信します。
便利な物は使うべきですが、頼りすぎると大変なことになります。
正確な時間を刻んでいるかチェックは必ずするべきです。