【経済】本屋が危ない!20年で約半数が減少し、今後はどうなる?
2018/12/16
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本屋に最近行っていますか?
お店がないなどの理由で、行っている人が減っていると思います。
実際、本屋の件数が減っているのです。
20年で約半数の本屋が潰れました。
今後は、もっと悲惨な状況になることが推測されます。
Contents
20年で約半数が潰れた本屋
1990年の終わりには2万3千店の本屋がありました。
それが2018年には1万2026店にまで減っています。
これは売り場がない雑誌スタンドも入った数字です。
本屋のみの件数を調べるなら、図書カードの端末設置店の8千800店が実際の数字に近いです。
20年間で約半数近くが潰れて、減ってしまいました。
これが本屋の状況です。
本屋の数は、年々減ってきています。
業界的にピックアップされることは少ないですが、状況は良くないです。
これからも減ることは安易に想像できます。
アマゾンなどのネット通販に勝てない本屋
本屋はアマゾンなどのネット通販に、全く太刀打ちができません。
本を何で買っているかというアンケートにも、半数以上がインターネットで購入しているという結果が出ています。
本屋にわざわざ行くというメリットが減り、今ではインターネットで購入するというのが主流になっています。
本屋に、それほど魅力がなく行く必要もないというのが事実です。
それも、本屋が営業努力をしてこなかったというのが原因です。
お店としての魅力がなく、本を買うだけならインターネットで良いということです。
入荷にも1週間以上かかるなどの回答もあり、それならインターネットのほうが便利です。
自宅までワンクリックで届けてくれるので、本はインターネットという人が多い理由です。
それに宅配便と違い、ポスト投函なので受け取りの手間がありません。
本屋に魅力がなくなってしまったのです。
色々見て買いたい人がいるので需要はゼロではない
それでも色々見て買いたい人もいます。
例えば、参考書を買う時、同じようなタイトルの本を2、3冊見てから買いたい人もいます。
買う物が決まっていれば、インターネットで検索した方が便利です。
ですが、どのメーカーのを買うか悩んでいる時、本屋でしか見れません。
そうすると、本屋で選ぶ方が便利です。
インターネットでは中身が見れません。
どのような書き方で、そのような本なのかはわからないのです。
それを比べながら選べるのは、本屋の魅力でもあります。
使い方によれば、本屋の方が便利ということもあります。
本屋としての方向性は変わってきている
選んで買いたいという人は一部です。
ほとんどの人は、買いたいものが決まっているのでインターネットで十分です。
だから、本屋の数が少なくなってきているのです。
それが答えです。
本屋としては、インターネットと真っ向から勝負するのを辞めています。
本屋に泊まる、月額いくらで読み放題などのことを始めています。
その企画ですが、両方とも当たっているのです。
展開することは難しいかも知れませんが、本屋としての魅力を別の所で出しています。
本を売るだけならインターネット、別の方向性が本屋。
そのような使い分けになってきています。
インターネットと真っ向から勝負しないのなら、本屋にも魅力はあります。
方向性を変えて生き残る策を練るべきです。
まとめ
本屋には本屋の魅力があります。
本を買うだけなら、どこでもできます。
それが移動中でも、トイレの中でもです。
お金を支払って、自宅に数日後に届きます。
それが当たり前になってきているので、本屋に行く人が減りました。
本屋は別の方向に行かなければ生き残れません。
別の方向はいつ見つかるのでしょうか?