【企業】ドンキホーテのマジカプレミアムナウは、本当に便利か?
2017/08/13
ネット通販で不便な点は配達が遅いことです。
注文をしても1日2日と、必ず待ち時間がかかります。
それは配送に時間がかかるからです。
それは誰もが知っていることで、当たり前のことです。
ですが、アマゾンは60分を目標に配達をすると宣言しました。
それに対抗するように各企業が配達時間を短くするサービスを開始しました。
その中でもひときわ目立つ激安の王様ドンキホーテ。
新しく始めたサービス「マジカプレミアムナウ」は本当に便利なのでしょうか?
マジカプレミアムナウとは?
マジカプレミアムナウは注文から58分で品物を届ける新サービスのことです。
■58分配達条件
*2000円以上購入
*店舗から3km以内
*配送料750円
3kmを58分配達はできそうな気がしますが、品物次第のような気はします。
条件の中に品物はないですが、恐らくすぐに準備できるものだけでしょう。
58分配達以外にも2時間配達もあります。
■2時間配達
*2000円以上購入
*店舗から5km以内
*配達料無料
本当に必要なものでしたら、58分で持ってきてくれるのは、本当に便利です。
ライバル会社との比較
ドンキホーテのマジカプレミアムナはライバル会社と比較して作られたものです。
後発のサービスで、ライバル会社を基準としたサービスです。
他の会社はどんなサービスをしているのでしょうか?
■アマゾンプライムナウ
運営会社:アマゾン
時間:60分
距離:東京23区、神奈川・千葉・大阪・兵庫の一部
価格:890円
2時間の場合は無料配達
条件:2500円以上購入
■ヨドバシエクストリーム
運営会社:ヨドバシカメラ
時間:90分
距離:東京23区
価格:無料
2時間の場合は無料配達
条件:なし
使い方次第ですが、会社によって便利さが違います。
楽天・ヤフーの動きは?
日本のネットショッピングの大手は、楽天・ヤフーです。
その2社の動きはありません。
恐らく、このサービスの戦いに関わることはないでしょう。
理由は単純で、自社商品を持っていないからです。
この即配のシステムで戦えるのは、自社商品を持っているかです。
楽天・ヤフーは場所貸しのサービスシステムで、自社では商品を抱えていません。
注文時に各店舗からの発送になります。
配達のシステムなども各店舗によって違いますので、参加できないんです。
即配のシステムの使い方
即配は使い方によっては非常に便利です。
すぐに欲しい物を配達してくれるので、「今すぐ使いたい」という時に外に出ずに買い物ができます。
部屋着から着替えるのがめんどくさい時、このシステムは利用できます。
ですが、配達料が必要な所が、不便です。
商品によっては、強制的に商品価格が2倍になります。
そこまでして、その商品が欲しいかどうかは、本人次第になります。
まとめ
即配のシステムは非常に便利です。
ですが、自社便での配達ですので、社員に非常に負担がかかります。
注文が多ければ、1日中配達です。
しかも、制限時間付の過酷な配達ばかりです。
時間に追われ、事故などのトラブルがないことを祈ります。