今の世の中にマッチしていない年賀状を送り必要はあるのか?
時代遅れのコミュニティツールの年賀状。
販売枚数が年々減っているのだけが目につきます。
20年も前は年賀状が多く売れていました。
何人も年賀状を出し、元旦には届いた年賀状を見る。
出していない人には年賀状を送る。
ですが、このシステム必要あるのでしょうか?
年賀状の役割は?
年賀状の役割は、普段あっていない人や、感謝の気持ちを届けるためにあります。
出産の報告、結婚の報告など、節目に使われることも多いです。
それに、社会人になり、上司・部下などと家族ぐるみで付き合うツールにもなります。
社員が家族などと言っていた時代からある、昔ながらのツールです。
普段は見えない家族の姿や、私生活を見るためのツールです。
生存確認や、あいさつなどと言われますが、まさにその通りです。
使い方次第では、便利なツールになります。
年々減っている販売枚数が答え
年賀状の販売枚数は減っています。
ピークは2004年の44憶枚です。
2019年には23億枚まで減っています。
約半数にまでなってしまいました。
ですが、この販売枚数が答えです。
世の中で必要だと思っている人は、実は少なかったということです。
必要ない物はなくなっていく。
それが世の中の通りです。
特に最近の10年間の減り具合が多いです。
定年退職した人も多いので、仕事以外では必要のないツールになってしまっています。
プライベートでは使わない年賀状
プライベートでは年賀状を使っている人は少ないです。
わざわざ住所を聞いて、年賀状を手間暇かけて作り送る人は少ないです。
プライベートではメールやラインなどで済ませる人が多いです。
年賀状もメールやラインには敵わなかったということです。
送料が1枚63円で、作るのにいくらかかるのでしょうか?
確かに保存ができ、もらって嬉しいというのはあります。
ですが、それだけです。
必要あるかどうかと言われたら、よくわかりません。
必要あるのでしょうか?
個人情報保護も逆風
年賀状の欠点は、住所がわからないと送ることができないです。
人に住所を聞いている人は少ないです。
年賀状を送りたいから住所を教えてくださいと上司に聞きますか?
おそらく聞かない人が大半です。
そもそも住所録があるというのは、もう昔の話です。
会社も個人情報保護の観点から、住所録を配布していません。
学校の卒業アルバムにも住所録が載らない時代です。
住所を教えてもらうのも、手間がかかるのです。
まとめ
年賀状は時代遅れのツールになりました。
今では送る人がピーク時の約半分です。
このままいけば20億枚を切るのも時間の問題です。
ですが、必要ないものを無理に使う必要はないです。
必要な人が使えばいいだけのことです。