長く生活していると、急に予想外のことが起きるかもしれない
2021/06/12
長く生活していると、急に予想外のことが起きるかもしれない。
その予想外のことは対応できないんです。
それが一番怖いことです。
57歳主婦、夫が病気退職。65歳までどう家計を支える?
実は、Tさんのようなケースは、収入がダウンした家計によく見られます。ここで注意したいのは、何かしらのストレスを生んでいないかということです。現在、世帯の収入は手取りで22万円。この金額が、アップしての数字なのか、下がってこの数字なのか、その違いや落差で「幸福度」がまったく違うからです。
Tさんのご主人は社会人時代、月収が手取りで47万円だったわけですから、仮にTさんが専業主婦だったとしても、大きな収入ダウンを経験されたことでしょう。それでなくとも、ご主人は病気による退職。当然、将来が不安になります。そういったことがストレスを生むのです。
現在の支出は、ご主人が働いているときであれば何の問題もありません。しかし、今はギリギリです。
それでも支出が減らないのは、もしかしたら、モノを買うことでストレスを発散しているのかもしれません。だとすれば、家計にとっては悪循環です。ぜひ、違う形でストレスを取り除くようにしてください。
現状はきびしいですが、Tさんにとっての安心材料もあります。ひとつは、貯蓄が1200万円とまとまってあること。将来の医療費や介護費用、あるいはリフォーム費用としても心強いですが、生活費がどうしても苦しいときにも使えます。
もうひとつは、住宅ローンが完済していること。住む場所も確保されているのはもちろん、そのコストが定年後も抑えられるというのは老後生活には大きなプラスです。
Tさんは「私だけの収入では不安」と書かれてありました。しかし、ボーナスも含めると、年収は手取りで314万円。十分高いほうです。将来手にする年金額も決して低くありません。
したがって、現状を後ろ向きに考えず、あるお金をどう振り分けたらいいのかと前向きにとらえ、今は少しでも貯蓄できる家計を目指しましょう。
引用元:https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/5cd4269d571f7749c442c859b8b690aeea051b17
コメント
生活している中で、予想外のことが起きることがあります。
病気などで働けなくなるなど、予想外のリスクです。
そうなると、今までの生活は破綻し、急激な方向転換をしなければなりません。
ですが、誰もそんなことを予想していないのです。
それが怖いです。
将来の事を考えると言いますが、どこまで考えるべきなのでしょうか?
怖いことですが、事前に予想はしておいた方が良いかもしれません。