【雑学】ホテルのキャンセル料は支払わないといけないのか?
2016/12/07
ホテルを予約する時に必ずある文面。
「〇日前のキャンセルは、宿泊費の〇%請求、当日は100%請求いたします」
さて、この文面通りキャンセル料は支払わないといけないのでしょうか?
Contents
キャンセル料って何?
ホテルに宿泊する時に予約を入れます。
予約の段階で、書いてある文面のことです。
例えば、「宿泊日の当日の連絡であれば宿泊料金の80%、連絡が無かった場合は100%、前日は20%の料金を請求いたします」
この文面がキャンセル料です。
キャンセル料は支払わなければならないのか?
支払わなければならないのか?についての質問の回答は、支払わなければならないです。
理由は予約した時に、約束をしたからです。
この約束は「契約」となり、支払いの義務が生じます。
義務は法律で認められているものなので、裁判をやった場合は、支払わないことに対して負けます。
それは、契約違反となるからです。
キャンセルの方法
宿泊をキャンセルする方法は、ホテルに直接電話か、予約サイトを通しての連絡になります。
そのどちらかでキャンセルをする意思を伝えれば、宿泊をキャンセルすることにホテル側も合意したことになります。
この時点で、ホテル側が「キャンセル料を支払え」か「キャンセル料なし」になるかがわかります。
いずれにしても、キャンセルの連絡は必要です。
人によって違うキャンセル料
キャンセルの連絡をした時に、対応したホテルマンによって、キャンセル料が発生するかどうかが決まります。
事務的に、「キャンセル料〇〇円です」と言われる場合もあるし、「今回は結構です。またぜひ予約してください」になる場合もあります。
それは人によってなので、どうなるかはわかりません。
同じホテルを利用したいか?
キャンセル料を支払ったホテルに、また利用したいかは、どうでしょうか?
正直、どんな理由でもキャンセル料を支払うことは腹立たしいことです。
そんなホテルに泊まりたいですか?
それを知っているから、ホテルはキャンセル料を強制的に徴収はしないんです。
ホテルも客商売なので、お客さんがいなくなれば潰れます。
厳しいのは団体様
キャンセル料に厳しいのは団体のお客さんです。
団体様が急に泊まれなくなった場合は、ホテルの経営に関係してきます。
その日にたつ売り上げがなくなってしまったら大変です。
そんな時は、キャンセル料が発生しても、しょうがないことです。
キャンセル料の項目を設けた理由
ホテルのキャンセル料の項目を設けた理由は、威嚇のためです。
もしキャンセル料がなければ、「なんとなくこの辺りで宿泊したい」だけで予約を取ります。
その場合、行けなくなった理由も適当です。
そうすると、ホテルの経営が成り立たないんです。
それと、朝食・夕食付きのホテルの場合、食材を仕入れなければなりません。
この仕入れにお金が発生するので、宿泊費の数%必要なのは納得できることです。
キャンセル料を踏み倒した場合
キャンセル料を踏み倒した場合は、ブラックリストに載ります。
しっかりとキャンセルの連絡を入れれば、そうそうは請求されないのですが、請求してくるホテルもあります。
そんな時に支払わなかった場合、ブラックリストに載り、二度とそのホテルに宿泊できなくなります。
もちろん系列店も宿泊できないですし、ホテル連盟にも名前は回るかもしれません。
支払いを踏み倒すのであれば、非常に注意と覚悟が必要です。
キャンセル料でのトラブル
キャンセル料でのトラブルがあります。
1、お客さんがキャンセル料を踏み倒した場合のトラブル
2、キャンセル料が異常に高額だった場合のトラブル
問題になるのは2のキャンセル料が異常に高額だった場合のトラブルです。
ホテル側も一歩も引かないので、裁判になっている場合もあります。
ホテルの知名度が落ちるので、どうかと思いますが、そんな事例もあります。
まとめ
ホテルのキャンセル料は発生します。
そのキャンセル料はホテルにより違いますが、連絡を入れれば請求してくるホテルは少ないです。
ただしトラブルの元なので、予約の段階でよく考えて予約をするようにしましょう。