ポジティブで口八丁の事ばかり言っている人の事を信用してはいけない
2021/03/23
ポジティブで口八丁の事ばかり言っている人の事を信用してはいけない。
必ずぼろが出ます。
ぼろが出た頃には引き返せなくなっているかもしれません。
「私は世界一を目指します」 社員のモチベーションを下げる社長のポジティブ発言の罪〈dot.〉
このような例があります。
「〇〇業界で日本一になる」と社員にはっぱをかけていた、ある社長がいました。
当初は業界でもほとんど知られていないマイナーな存在だったので、社員も懐疑的になりかけましたが、日本一とはどのような状態のことで、そのために何をすべきか具体的なシナリオを提示したので、社員はそのシナリオに惹かれて奮起し、数年後には本当に日本一になったのです。
まさにリアルなポジティブ発言が周囲を動かした成功例です。
ただ、その話には続きがあります。
その社長が60代になり引退を決意して社内から後継者を指名したところ、その後継者が「私は世界一を目指します」と言い出したのです。
ただ、具体的なシナリオは示されることはなく、その後も「世界一を目指しましょう」という言葉だけが発せられたようです。
すると世界一どころか日本一からも転落。
後継者は2年で解任されて、前社長が復帰。業績回復にはだいぶ時間がかかったとのことです。
具体的なシナリオのないポジティブな発言だけでは、信頼さえも失ってしまうことがあるということをこの例が示しています。
シナリオとは個別具体性です。
5W1Hが極力はっきりしていることが大事なのです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0556c3fd37971059418b9eec2b68d54ea9c1f2f9
コメント
前向きなことを言っていても、具体的な案がなければ、誰もついてこれません。
意外と、目の当たりにすると気が付けないのです。
前向きで良いと思ってしまうことが多いです。
ある程度は、それっぽいことを言うので騙されてしまうのです。
少ししてから、変だな。
ボロがあるな。
そう思う人が多いです。
今回の事例も、そんなことが原因だと思います。
結局は、何もできないまま終わってしまうのです。
適当なことを言って、口八丁で何もできなかった結果です。
世の中には意外と多いタイプです。
注意が必要です。