【交通】新幹線・有料特急は遅延や運休による払い戻し方法
2016/12/03
新幹線・有料特急は遅延や運休すると払い戻しができます。
正当な方法ですが、理由はすごく単純です。
あまり知られていないので知っていれば得をします。
払い戻しができる理由や、やり方をまとめてみました。
払い戻しができる理由
新幹線・有料特急は、追加料金を支払ってまで、急ぐ人にとっての電車です。
停車する駅が少なく、他のどの電車よりも早いです。
乗り継ぎなども優遇され、ホームも特別なものが良いされていたり、改札も別ということもあります。
まさに「特別」な電車です。
その電車に乗る理由は「早い」ことが大前提です。
遅延・運休などがあると、その「特別」はなくなるので、払い戻しができるのです。
申告者のみの払い戻し
払い戻しを受けられる人は、あくまで「申告者」のみです。
切符を購入した人全てに連絡をし、「払い戻しの対象になります」なんていうアナウンスはありません。
知っている人だけが受けられる裏技でもあります。
ホームページには説明掲載はありますが、そんな所まで細かく読む人は少ないです。
払い戻しの対象
払い戻しの対象は下記です。
*電車が運休をした
*2時間以上の遅延が発生した
この条件は基本的な条件です。
細かいことをですが、1時間59分では対象になりません。
これはシビアです。
それと、JRの場合の条件であり、私鉄だと1時間以上の遅延が払い戻しの対象になることが多いです。
払い戻し期日
電車が遅れて払い戻しの対象になりました。
想像できることですが、払い戻しの窓口は非常に混みます。
有料特急が遅れている場合は、電車全てが遅れていることが多く、窓口は異常に混むからです。
払い戻しの期日は、「当日」「後日」のどちらかです。
この期日を過ぎると、払い戻しの対象外になります。
払い戻し対象外
購入切符の全てが対象になるわけではありません。
下記の場合は注意が必要です。
*「契」「企」「C制」などの印字
*グリーン車
まず、「契」「企」「C制」は企業で購入か、旅行代理店などを通した場合です。
これは個人の判断ではない場合があるので、窓口に持って行っても、払い戻しがすぐに受けられないことがあります。
グリーン車は特別な乗車券です。
「急ぐ」こととは別の理由ですので、基本は対象外です。
このことも知っておかないと、窓口で揉めることになります。
まとめ
払い戻しを受けられる条件は多々あります。
知らないと損をすることなので、覚えておくと非常に便利です。
ただし、払い戻しは企業の善意によるものです。
義務ではないので、そこは勘違いしてはいけません。
主張しすぎると、火傷をします。