若者だからリスクが取れる投資ができるわけではありません
2021/03/12
若者だからリスクが取れる投資ができるわけではありません。
リスクを取ろうと思えば、誰でもいつでもできます。
やるか、やらないかの選択だけです。
若者の資産運用「投資期間が長いのでリスクを取れる」は本当か
一般的に若年世代の運用戦略というと、「若者は投資期間が長いので、ほかの世代よりリスクを取った運用ができる」と考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実は投資期間と取れるリスク水準のあいだには明確な関係はないのです。
最適な資産配分は、「リスク(分散)を抑えつつ、リターンを最大化する資産配分」と言い換えることができます。
最適な資産配分を算出する際に広く用いられている「平均分散アプローチ」においては、投資期間と資産配分のあいだには、明示的な因果関係はありません(投資期間を考慮しても結果は同じです)。
このような話をすると、時間の経過とともにリスクが減っていく「時間分散効果」があるではないか、と反論する人もいるでしょう。
確かに時間の経過により年率のリスクは減少しますので、これは間違ってはいません。
しかし、長期投資をする投資家にとって年率リスクは重要なのでしょうか?
例えば10年間投資する場合、投資家にとってのリスクは10年後に資産額がどのくらい変動しているか、つまり「累積リスク」であって、年率リスクではないと思います。
累積リスクでみれば、リスクは年々上昇していきます。
同時に、累積リターンも投資期間とともに上昇していくため、リスクとリターンの相対的関係は変わらず、よって最適な資産配分も投資期間によらず同じになるのです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9e108ec74e23331caffc00597f2ff69f4d42fb81
コメント
若者だからといって、リスクを取れる投資ができるわけではありません。
リスクを取ろうと思えば、何歳でもリスクが取れます。
それをどう思うかだけです。
確かに若者だと、挽回できる可能性があります。
マイナスになっても、自分で稼いでプラスにまで持っていける。
それか、プラスになるまで待つ。
両方、時間があればできることです。
その時間はどれくらい?
それが考えなければいけないことです。
挽回しようと思えば、いつでもできます。
その気持ちがなければ、投資はできません。