退職金を一気に使ってしまう人は多いけど、今後の生活は厳しくなる
2021/02/21
退職金を一気に使ってしまう人は多いけど、今後の生活は厳しくなります。
将来を見据えた使い方をしなければ、生活が厳しくなります。
わかっていても欲に負けてしまう人は多いです。
退職金の使い道で後悔!2200万円を4年で使い果たす
A子さんのようなご家庭は、実は多いのです。
再雇用から5年間、生活費の取り崩しだけで1000万円も使ってしまって、歯止めがかからなかったというご家庭を何十件も見てきました。
退職金は、ご褒美などではなく、長い老後生活の補てんにすぎないのだという認識を持つべきだと思うのですが、「このくらいなら、使ってもいいわよね」と、「なかなか減らないお金である」という幻想を抱いてしまう人が多いからです。
100年人生といわれる昨今。
もらった退職金を生活の補てんと考えると毎月いくらになるか計算してみれば、無茶な使い方はなくなるのです。
A子さんのご家庭の場合、2200万円を、
・40年間(100歳まで)で使うとすると、毎月4万5833円
・30年間(90歳まで)で使うとすると、毎月6万1111円年金生活の補助にすぎないことがお分かりになるでしょう。
せっかくの退職金ですから、慰労の意味での旅行も、ご褒美を買うことも良いです。
リタイア後は、楽しむときは大いに楽しみ、引き締めるべきときはぐっと引き締める、メリハリのある生活をめざしましょう。
そのためには、これから先の長い人生を最低でも30年というスパンでみて、退職金の使い方を考える必要があります。
再雇用の年収は50代になればわかります。
公的年金の額も50代になれば、お知らせが来ますので分かります。
50代のうちに、60歳以降の収入が予測できるわけなので、50代のうちに収入の範囲で暮らす準備ができるはずなんです。
50代の家計管理は、幸せな安心老後をむかえられるかどうかのターニングポイントになります。
くれぐれも怠りませんように。A子さんのような後悔をなさらないことを願っております。
引用元:https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/5d69438bc03e0dc26ec1dee2d4c6f2b568348d51
コメント
一気にお金が入ると、使ってしまう人は多いです。
今の年収がキープできるという錯覚に陥り、退職金をボーナスだと勘違いして使ってしまうのです。
そうすると、どうしようもなくなります。
年金の補助のような役割をしていたのに、補助ができなくなります。
年金だけで生活ができるのでしょうか?
生活が難しくなります。