【飲食】すぐにラーメン屋が潰れる理由は?
2016/12/03
ラーメン戦国時代。
ラーメン屋が乱立し、入れ替えも多すぎて、どのラーメン屋が美味しくて、人気があるのかわかりません。
今まで美味しいと思って通ってたラーメン屋が潰れて新しいラーメン屋ができてしまえば、わからなくもなります。
それにしても、ラーメン屋がすぐにできて、すぐに潰れるのが多いと感じたことはありませんか?
せっかくポイントカードを作り、溜まってきた所でいきなり潰れてポイントカードが紙切れになります。
美味しいから通っていたはずなのに、簡単に潰れる。
その理由をまとめてみました。
ラーメン屋に参入が多い理由
ラーメン屋は脱サラの代表格と言えるほど、参入が多いです。
簡単に始めることができて、簡単に辞めることができるのが理由でしょうか。
参入が多い理由は、簡単に始めることができる。
その「簡単」とは何でしょうか?
1、設備費が安いこと
メニューが基本的にラーメン、餃子、ライスぐらいしかありません。
このメニューに使う設備が少ないんです。
設備が少ないということは、初期投資のお金が少なくて良いので、始めやすいです。
2、味に大差がない
ラーメンの味に大差がありません。
そんなの嘘だ。美味しいのと不味いのと、大差があるから通っているという声も出てきそうですが、その味は紙一重なんです。
それに極論を言ってしまえば、美味しくなくても大盛系のラーメン屋なら人は入ります。
3、お金をかければ美味しくなる
美味しいラーメンを作るコツは、お金をかけることです。
ラーメンはレシピは非常に簡単です。
これも極論になりますが、市販のスープに手間を加えれば、別の味になり美味しくなるかも知れません。
手間は材料で味を作ることです。
2年以内に95%が潰れる
ラーメンやが潰れる確率を調べてみると、2年以内に95%のお店が潰れます。
100店舗オープンしたら、95店舗が潰れ、5店舗しか残りません。
この確率を見ていると、
潰れるお店が多いというのも納得ができます。
逆を言ってしまえば、参入が多いため、潰れるお店が多いんです。
参入が多いということは、浅はかな考えの人が参入してくるということです。
真剣に考え、始めた人が少なく、2年で淘汰されるという考え方もできます。
まとめ
上記理由が、ラーメン屋がすぐに潰れる理由です。
簡単に始められ、新規参入が多いため、潰れることが多い。
しかも新規参入をする人は、考え方が浅はかで修行をしているわけではなく、銀行にお金を借りるわけでもなく、簡単に初めてしまう人が多いんです。
元々飲食店は3年以内に70%が潰れるというデータがありますが、ラーメン屋は、その数字を上回っています。
すぐに潰れるというのはイメージではなく、数字上で表されているということです。