【交通】北海道新幹線は便利?不便?他の新幹線と比較してみた結果。
2016/08/28
北海道新幹線が開通しました。
連日ニュースで報道しています。
ネットニュースにも、乗車率が25%と異常に低い数値が報道されました。
この数字が本当だとしたら、異常に低いです。
本当に北海道新幹線を作った意味はあるのか?と問いたくなります。
他の乗り物と比較しながら、北海道新幹線がどうなのかを見ていきましょう。
新幹線の乗車率
東海道新幹線 60%
山陽新幹線 42%
北陸新幹線 47%
北海道新幹線 25%
数字だけ見ると、やはり低いです。
金沢などに行く北陸新幹線でさえ、47%(開業3か月)です。
東海道新幹線は別格だとしても、40%以上は乗車率があります。
営業キロ
乗車時間の比較だと、「のぞみ」「こだま」などの違いがあるので、線路のキロで比較しました。
東海道新幹線 552.6Km(東京-新大阪)
山陽新幹線 644km(新大阪-博多)
北陸新幹線 176.9km(高崎-上越妙高)
168.6km(上越妙高-金沢)
北海道新幹線 148.8km(新青森-新函館北斗)
北海道新幹線はワーストの短さでした。
実際は、東北新幹線から北海道新幹線に続くので距離はあります。
それでも、東京-博多と比べたら短いです。
他の移動手段
他の移動手段と比べると、北海道新幹線は確実に劣ります。
拘束時間(乗車時間)、料金では、圧倒的に飛行機の方が得です。
東京-北海道での比較にはなりますが、物好きでないと、新幹線を使って
北海道まで行こうとするのは、いません。
乗車する人
乗車する人は恐らく、青森近辺の人が北海道に行こうとする場合ではないでしょうか?
東京より西だと飛行機、茨木・栃木・群馬の人も飛行機、福島だと、新幹線も視野に入るのではないでしょうか?
後は、空港が近いか、新幹線の駅が近いかの選択になりますが、基本は飛行機でしょうね。
なぜ他の新幹線は成功したのか?
他の新幹線が成功したのは便利だからです。
東海道新幹線は日本で初めてとのことですので、別格ですが、北陸新幹線(金沢)は
良い噂が少なかったですが、乗車率40%をキープしている数字になっています。
金沢は空港が不便な所にあったり飛行機以外の交通手段が特急で時間がかかるなど、
不便な所が目立っていたので新幹線が成功しているのではないでしょうか?
まとめ
北海道新幹線が運行し始めて、まだ日が浅いです。
今の段階で判断するのは難しいですが、厳しい数字が出ていることは間違いないです。
九州新幹線の様に、エヴァンゲリオンとコラボしたりと何かしら手を打つことを考えた方が良いと思います。
これからの動向に期待です。