【季節】コミュニケーションを円滑にする義理チョコは必要なのか?
2017/01/23
バレンタインデーに困るのが、義理チョコです。
本命は真剣に作り、本気のチョコを渡せば良いですが、義理は悩みます。
そんな義理チョコですが、意味はあるのでしょうか?
バレンタインデーとは?
想いを寄せる女性が、男性に対して、チョコレートを贈るというイベントをチョコレートメーカーである「神戸モロゾフ製菓」が始めたイベントです。
そのイベントが大当たりし、1936年以降に続いているイベントです。
最近ではカレンダーにまで「バレンタインデー」と書かれているものがあるほど、定着しています。
バレンタインデーができる前は、女性から男性に告白するという風習がなく、2月14日だけは、それが公に認められる日です。
バレンタインデーをモチーフにした、ドラマ、漫画、音楽なども多く登場し、定着具合が伺えます。
義理チョコの存在
バレンタインデーは本命の人にチョコを渡す日です。
本命以外にはチョコを渡さないですし、渡しているのがわかると本命だということがわかります。
それはあからさまだろうということで、「義理チョコ」というものが流行りました。
義理チョコは誰でも渡してもよいチョコで、友達でもクラスメートでも、誰にでも配ります。
義理チョコを配ることで、本命をカムフラージュできるのです。
義理チョコでももらえた人は、チョコレートを貰えたという気になるので、お互いにとってメリットがあるのが義理チョコでした。
友チョコなどの存在
義理チョコが流行ると、新たに「友チョコ」というのも出てきます。
友達に渡すチョコレートのことで、コミュニケーションを円滑にさせるのが目的のチョコレートです。
友チョコという名前はwikipediaに掲載されるほど、有名なものではありませんが、検索すると誰でも知っているものです。
友チョコという言葉がなくても、女性同士でチョコレートを交換する文化があったので、それを言葉にしたのが友チョコです。
義理チョコ自粛
義理チョコ、友チョコなどはコミュニケーションを円滑にするのが目的のチョコレートです。
これは考えてみれば強制的に渡さなければいけないというルールになります。
女性全員がチョコレートを男性・女性に渡す異常なルールになります。
はたして、それは意味のある行為なのでしょうか?
お正月は年賀状を送るに近い文化になります。
しかもチョコレートは金額や手作りなどの違いがあります。
その過熱化を異常と判断した企業がバレンタインデー自粛を打ち出す企業もあります。
確かに、1人だけチョコレートを渡さないなどとなれば、村八分になる可能性もあります。
まとめ
バレンタインデーを始めたばかりの頃は、楽しいイベントでした。
国民のイベントとして定着し、チョコレートを渡すという画期的な面白いシステムです。
それに対して男性側は、貰えるのか、貰えないのかでドキドキし、友達と「何個貰った」などのことを話す新たなイベントです。
それが時代が進み、良くない方向に進んでいます。
コミュニケーションのツールとしては最適ですが、いきすぎるとパワハラになります。
ルールを初めに戻せば面白味はありますが、それも難しいでしょう。
結果的には、義理チョコは必要なしと言わざるを得ません。