予算を削りすぎて従業員の満足度が得られないブラック企業は追い詰められていく
2020/12/19
ブラック企業は追い詰められていきます。
予算のない会社は追い詰められていくのです。
コロナで会社運営が上手くいかないかいしゃは増えます。
「3K」をケチったブラック中小企業に待ち受ける恐怖の悪循環
ここ数年、経済成長にまつわる報道が増えていますが、多くの中小企業が景気回復の恩恵を受けられず、「隠れ倒産」に陥っている事実があります。
特に予算が少ない会社では、どうしても人件費を削減してしまいがちです。
本記事では、真下公認会計士事務所の真下和男氏が、会社運営で把握しておくべき「任意のK」について解説します。
中小企業はなぜ「人材不足の迷宮」に陥ってしまうのか
企業の人材不足は、業種によってもバラつきがありますが、規模の小さい企業ほど深刻です。
大手企業であれば大々的に人材募集の広告をうったり、新卒向けの就職説明会に予算を多く割いたり、優秀な人材を他所から引き抜いてきたりも可能ですが、資金力の弱い中小企業ではそうもいきません。
ブラック企業あるある:従業員を苦しめる経費削減
有能な人材を集め、長く定着させるためには、働き手にとって魅力的な会社、つまり、「ここで働きたい」と思ってもらえる会社でなくてはいけません。
ブラック企業といわれる会社では、必ずと言っていいほど徹底的なコストカットが行われています。
極端に人件費や交際費などをカットしようとするあまり、「残業代が支払われない」「交通費が支給されない」「得意先との接待費を自己負担させられた」などの問題が起きて、従業員との間のトラブルになる事例が後を絶ちません。
会社の売上を支える経費「任意のK」はケチるな
ここで改めて、会社の経費とは何かについて定義しておきます。
経費とは、企業活動のために使われる必要経費のことで、利益の計算上は「損金」としてマイナス計上します。
コストダウンを考えるとき、一般的には「交際費」「広告宣伝費」「交通費」といった経費から優先的に削減が図られます。
他にも「給与賃金」「光熱費」「研究費」「開発費」などが削られやすい経費です。
いずれも頭文字がKになることから、私はこのうちの3つを指して3Kとか5Kなどという呼び方をしています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6335ed684b3473260a41e0bc2291b7bc798df85b
コメント
中小企業は少なからずブラック企業です。
それは単純に予算が回らないからです。
人件費に予算が回らない、交際費に予算が回らないなどのコストカッターは必ずあります。
コストカッターも度が過ぎれば、魅力がない会社と言われ、人が集まりません。
それを放置しておくと、恐怖の悪循環が待っています。
悪循環になってしまうと、噂が噂を呼び、面接に来る人さえ減ります。
今は売り上げがあり、従業員がいても、翌々は厳しい状態になります。
それがすぐではなくても、ジワジワと追い詰められていくのです。
ブラック企業に先はないです。
必ず改善は必要になってきます。