最低賃金が上がれば失業者が増え、格差社会の問題が大きくなる
2020/11/24
最低賃金が上がれば、給料が増え、生活が豊かになる。
そう考えていませんか?
ですが、そんな簡単な話ではないのです。
経営者から見たら、最低賃金を上げることは非常に困ることです。
実際にどうなるか考えてみましょう。
最低賃金が上がれば生活が豊かになる
最低賃金が上がれば生活が豊かになる。
単純に考えれば生活は豊かになります。
1時間920円で働いていたのが、950円になれば、1時間に30円多く貰えます。
8時間働けば240円、25日で6,000円多くなります。
この差は非常に大きいです。
6,000円あれば、家族で外食ができます。
好きな物が6,000円分余計に買えます。
一般市民にとっては、6,000円は非常に大きい金額です。
企業にとっては最低賃金が上がることは負担でしかない
企業にとっては、最低賃金が上がることは負担でしかありません。
売り上げは変わらないのに、余計に6,000円を支払うことになるからです。
それが1人なら良いです。
10人で60,000円、100人で600,000円になります。
非常に負担です。
アルバイトが100人で済めば良いです。
1,000人いたら悲惨な結果になります。
会社を閉めなければならない状態になる可能性もあります。
最低賃金が上がれば生活が豊かになるというのは、間違いな話です。
働くところがなくなってしまえば収入もなくなる
働くところがなくなってしまえば、収入もなくなります。
当たり前の話ですが、その当たり前がないまま進んでいってしまっている話です。
最低賃金が上がるのは、実は怖い話なのです。
給料が安くて困るという人は多いです。
ですが、働くところがなくなってしまえば、給料がなくて困るになります。
給料がない人は、仕事を探し出します。
今のウーバーイーツも同じことです。
仕事がない人が殺到しているのです。
そんな状態が、どこでも起こる可能性があるのです。
そのまま仕事が見つからなければ、生活が良くなることはありません。
生活ができなくなり、生活保護を受けなければならないかもしれないのです。
最低賃金が上がれば、そこまでの状態になる可能性もあるのです。
まとめ
給料が安い。
待遇が悪い。
そうやって文句を言ってられるのも、仕事があるおかげです。
仕事がなければ、そんな文句も言えません。
仕事をそうやって探すかの話になります。
それが一番きつい話なのです。