出来高を上げても、多くの残業をしていたら給料はマイナス評価になるのは違法?
2021/03/16
出来高を上げても、多くの残業をしていたら給料はマイナス評価になるのは違法?
判決が気になる裁判です。
結果が気になります。
出来高から残業代を引く「能率手当」はアリ? 労働者側が上告、最高裁へ
「能率」を評価するため、歩合給(出来高)から残業代相当額を引いてもよいか――。
タクシー会社でかつて採用されていた賃金体系をめぐって争われていた「国際自動車事件」。
最高裁が違法と判断し、今年2月までに労使の和解が成立しました。
タクシーや運送業界では珍しくない仕組みとされ、業界的にもインパクトのある最高裁判決だったと言われます。
ところが、ある運送会社で用いられていた同種の仕組みについて、先ほど大阪高裁がこの判例を引用したうえで、控除を合法とする判決を出しました(2月25日)。
労働者側が3月10日付で上告しており、最高裁で「判例の射程」が審理されることになります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b50cecd6bbd667868093e86e4e7d08e60b11d6d4
コメント
判断は難しいです。
ただしこのことを通してしまったら、悪用する人は出てきます。
仕事を押し付けて、残業代を支払わない。
そんなことも起こりえます。
ですが、会社にとってはたまったものではありません。
残業代は取られ、売り上げを上げたら給料を多く支払わなければなりません。
踏んだり蹴ったりで、残るお金は少ないからです。
時間内に仕事を終わらせ、売り上げを上げる。
それが理想です。
限界はありますが、その方法を考えるしかないのです。
どのような判断が下るのでしょうか?