【飲食】カールの東日本撤退で学ぶ日本の食品事情
2017/06/06
製菓会社の明治がカールを東日本から撤退することを発表しました。
カールといえば、誰でも知っているスナック菓子です。
食べたことがない人はいないでしょう。
そのカールが東日本から撤退することを発表し、全国で衝撃が走りました。
日本の食事情は、今後どのようになっていくのでしょうか?
なぜ東日本だけ撤退なのか?
日本全国で物が売れるのは、誰がどう見ても東日本です。
首都圏は全国から人が集まり、人口減少とはほど遠い場所です。
人口が減少しないのなら、物は売れ続けていきます。
日本の市場は東京と口を揃えて誰もが言うのも頷けます。
その東京を含めた東日本から撤退するのには理由があります。
誰もが東京参入を狙っている為、コストが非常にかかります。
物価は高いですし、移動のコスト、お菓子だったら棚割に参入するのも苦戦します。
企業として、優位に立てる商品を残して、他の商品に力を入れるのは当然の選択です。
その選択の結果、カールは落選しました。
東日本以外では売れる見込みがあるのか?
東日本以外では売れる見込みはあります。
東京近郊で手に入らないとわかれば、地方で購入します。
逆お土産の需要を狙えます。
それに、地域を絞って売り出す方が、プレミア感が増し、売れる見込みが増えるのです。
東京近郊以外では、棚割りが東京に比べて楽です。
お店のスペースも広いため、品数が置けます。
品数が置けるということは、カールが置ける可能性が高いのです。
西日本だけ販売する理由
西日本だけで販売する理由は、生産拠点が四国だからです。
東日本での生産は中止し、西日本でのみ生産を継続させるからです。
西日本なら物流のコストが安く済みます。
会社の事情が非常に大きい生産中止の発表です。
西日本を拠点としてなら、ブランド名も有名ですし、戦えると判断した結果でしょうか。
お菓子需要は減っていく
お菓子の需要は、今後減っていく見込みがあります。
食品関係の中で、お菓子は食べなくても良い物です。
絶対に必要ではないので、購入するかは生活必需品以外のお金で購入します。
給料が上がらない、人口が減少するとわかっているので、お菓子の需要は減っていく傾向にあります。
今は色んなお菓子が種類を多く出していますが、今後は確実に減っていきます。
生産を絞り、限定などの名目でしか特殊な種類を作っていかない傾向は出てくるでしょう。
まとめ
お菓子も生産中止の発表がありました。
どの業界でも動きはあります。
今後どのような業界から発表が出てくるかは不安は多くあります。