人には理解されにくい「香害」は存在し、苦しんでいる人もいる
2021/04/27
人には理解されにくい「香害」は存在し、苦しんでいる人もいる。
異常に臭い。
そんな経験をした人もいるはずです。
理解されず退社も…「全身が痛くなった」頭痛に吐き気、香害の苦悩
柔軟剤や芳香剤などに含まれる人工的な香りにより、頭痛や吐き気といった体調不良に悩む人が増えている。
香りに含まれる化学物質が引き起こすもので、公害に例えて「香害」と呼ばれる。
精神的な病気と間違われ周りに理解されずに仕事を辞めたり、引きこもりになったりする人もいる。
佐賀県内の被害者に実情を聞いた。 (北島剛)
「全身が痛くなって動けなくなった」。
佐賀市の池上陽菜さん(20)は2019年12月に突然、異常を感じ始めた。
吐き気や頭痛が続き、勤めていたコンビニエンスストアを退職。
清掃の仕事を始めたが、同僚の柔軟剤やハンドクリームの香りがきつくて辞めた。
昨年9月には重いアレルギー反応のアナフィラキシーショックを起こし、現在は家にほぼ引きこもり状態だ。
外出しても洗剤やたばこのにおいが気になる。
手洗い用として香料を使わない無添加のせっけんを必ず持ち歩く。
家に帰るとすぐに香りが付いた服を洗濯。
「香りから逃げられない」と悩みを明かす。
香りが原因かもしれないと気付いたのは、親戚の河野幹子さん(54)も同じ悩みを抱えていたから。
河野さんも15年以上前から頭痛が続く。
「卵アレルギーの人に無理やり卵を食べさせている状態。せめて公共の場で香料を使わないようにしてほしい」と訴える。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fd920dda1758af57405b8b52d7f401fb5b341726
コメント
世の中には色んな害があります。
なかなか人に理解できない物がダメな人もいます。
それが臭いがダメな人です。
確かに、世の中の中は色んな臭いがします。
香水、柔軟剤、芳香剤など、臭いで臭いを消すものばかりです。
その匂いがダメだと、どうしても生活に支障をきたします。
理解できる人が多いほど、認知はされていません。
ですが、確実に悩んでいる人は世の中にいるのです。