年収が増えても幸福度が比例して大きくなるのは限界がある
2020/12/09
収入だけを増やしても幸せにはなれません。
幸せになれる収入には限界があることがわかりました。
お金より幸せが大事ですよね。
人の幸福度は「年収が2倍」でも、実は大して変わらない理由
現代社会はかつてに比べて「何が幸せなのか」、基準が曖昧になってきています。
それは収入に対する価値観についても同様のようです。
ノーベル経済学賞を受賞したアメリカのプリンストン大学のダニエル・カーネマン名誉教授は「年収7万5000ドル(日本円にして約800万円)までは、 収入が増えれば増えるほど幸福度は比例して大きくなる」ことを科学的に明らかにしました。
ところが、実はこの話には続きがありました。
カーネマン教授の結論は、「年収800万円付近を境に、それ以上収入が増えても幸福度はほぼ変わらない」だったのです。
そう、人の幸せに関しては、お金にも限界があったわけです。
とはいえ、年収800万円までは収入が増えれば増えるほど幸せになるのですから、まずはそこまでお金を稼げるように工夫すべきです。
■年収が上がっても幸せとは限らない
「年収が2倍になっても、私たちの幸福度はたった9%しか上昇しない」えっ? ……たった9%? ……驚きですよね。
〝年収を2倍〞にするためには、どれだけの努力が必要で、どれだけの時間と労力がかかるでしょう?
睡眠時間を削り、仕事に打ち込む時間を増やす必要があるかもしれません。
家族との時間を犠牲にする必要があるかもしれません。
休日も毎日出勤して、残業も増えるかもしれません。
多大な努力と労力、そして犠牲のうえで得ることができた2倍の年収……。
何かを犠牲にして得た2倍の年収では、幸福度もさほど上がらないというのは、納得できる話です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1ac34957233c4c2327f75f98d4c5b96df4a9147b
コメント
驚きの結果です。
収入を増やし続けても、人は幸せにならないんです。
考え方次第ですが、800万円までなら、生活にかける負担が少なくて収入が増やせる可能性が高いということです。
それを過ぎると、生活に負担がかかり、健康にも負担がかかるので、幸せにはならないということです。
結局は収入よりも、健康が大事ということになります。
健康やがなければ、なにもできないので、当然の結果でもあります。
犠牲を増やしてまで収入を増やしても、何も意味はありません。
その収入はどうやって使うのかも不明になってくるからです。
一生のうちに使いきれるお金なのかどうかも怪しいです。
お金はコレクションするものではなく、使って楽しむものです。
収入だけを増やしても意味はないということになります。