経営者になるということは、今の日本ではアウトローになるのと同じ
2021/02/26
経営者になるということは、今の日本ではアウトローになるのと同じです。
人とは違う生き方をしなければなりません。
それは大変な人生です。
「満員電車のサラリーマンになりたくなかった」前澤友作がたどり着いた“幸せな働き方”とは?
ただお金が増え始めたばかりの頃は、周囲の僕を見る目が一変し、ギクシャクすることもありました。
ことあるごとに「お前は金持っているからいいよな」と言われるのです。
思わず「ごちゃごちゃ言うなら、お金をあげるよ!」と言い返したこともあった。
お金には人間関係を分断する恐ろしい魔力が秘められていることもリアルに体感しました。
お金と仕事の関係性を考えるうえで、決定的となった体験が2つあります。
その一つは、高校に入学して満員電車のサラリーマンを見たときのこと。
同じようなスーツを着て、同じ電車に押し込められて、朝から疲れ切った表情をしている……。
15歳の少年にとって、センセーショナルな光景でした。
なんてつらそうなんだろうと愕然としたことをよく覚えています。
千葉県の片田舎から通っていた早稲田実業高校まで1時間半。
当時、日本で最も混んでいた東西線に乗って、ずっと彼らを観察していました。
「まずい、このまま大学に入って就職すると、僕もこうなる可能性が高い」と痛感したんです。
急に大学進学に興味がなくなり、結局高校をドロップアウトしました。
両親はそのまま早稲田大学に進学したほうが将来の可能性が広がるという考えでしたが、僕はこのまま同じレールに乗っていると、自分の可能性を狭めるとしか思えなかったのです。
お金に縛られる人生は嫌だ――。
幸せそうでない満員電車のサラリーマンをみて、そう感じたことは、僕の人生を決定づけたと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ed8649eb95426e431d948ebe930d31200bcf2a26
コメント
日本の教育はサラリーマンになるための教育と言われます。
平均的なことを教わり、とがったことができない。
平均的な人の方が、経営者は扱いやすいんです。
どんな部署に行っても、それくらいの結果を残すかが先にわかるからです。
それに、人が抜けた時の穴埋めも容易です。
そのラインをはみ出た人は、経営者のような一匹狼になります。
人とは違った生き方をする。
日本では難しい生き方です。
そんな生活は前澤氏の苦しみだったのかもしれません。