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【飲食】原価率が低い食べ物ランキングを見る必要があるのか?

ランキングなどで、原価率が低いランキングがあります。

そのランキングをみるたびに、これは買わない方が良いと思いますが、そのランキングに意味はあるのでしょうか?

見る必要はないですし、意味も感じられません。

その理由は多数あります。



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原価率を計算しているのに人件費が入っていない

原価率を計算しているのに、ランキングには人件費が入っていません。

食べ物の仕入れのみの金額で計算しています。

もしこの原価率を信用して、商売にしようとしても、うまくいきません。

食べ物の仕入れ以外に、人件費、機械代、場所代など、他の費用が必要になります。

食べ物の原価は当たっているかもしれませんが、その金額だけを信用するのは非常に危険です。

原価率ランキングでも、実は原価率になっていないことが多いです。

技術費がゼロ円計算

日本には技術があるなんて言葉を聞いたことがあるかも知れません。

日本人は手先が器用で、技術は世界屈指の国です。

日本が世界に売っているものは技術でもあります。

原価率は物の値段ですが、利益を取るのは技術費です。

それで日本は世界を相手に売り上げを上げています。

それを食べ物の原価率に当てはめたら、おかしなことになります。

肝心の技術費が入っていません。

技術は誰にでもあるものではありません。

だから多くのお金が取れるのです。

廃棄などのロスの価格

食べ物を取り扱うのに、廃棄を計算していないです。

食べ物の原価率は低いです。

それはその日でしか使用できない物を取り扱っているからです。

次の日には腐ってしまうので、使用することができないです。

そのロスを原価に含ませるのが一般的です。

そのロスを原価には入っていないランキングが多いです。

リスクゼロで始められるなら、誰もが始めます。

ロスの計算は経験がないと計算することができません。

そこが難しい所です。

どこで何を食べるかで販売価格が変わる

どこで何を食べるかで、販売価格が変わります。

近くの喫茶店、富士山の上の喫茶店の2つでは金額が違います。

スーパーの前の屋台、お祭りの屋台でも金額が違います。

ファミレス、高級料理店でも金額が違います。

どこで何を食べても、同じ金額で食べられるというのが間違いです。

それぞれプレミア価格とでもいうべき金額設定があります。

その金額設定がされていないことが間違いです。

まとめ

原価率が低い食べ物ランキングは、ほとんど嘘のランキングです。

全く知らない素人、もしくは社会に出たことがない人が想像で考えた原価率です。

少しでも知っている人なら、嘘だということがすぐにわかります。

ネットでは嘘の情報が多く出回っています。

その情報を整理しないと、騙され続けます。



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