日本経済は世界に置いていかれているのは、物価や賃金を比較したら簡単に分かる
2021/05/15
日本経済は世界に置いていかれているのは、物価や賃金を比較したら簡単に分かる。
それが現実なのかもしれません。
思っている以上に危ないです。
日本はこの30年間で賃金も物価もまったく成長していない! 安い国となりつつある中で何をすべきなのか?
世界基準で見ると「日本は安い」の一例は、ディズニーランド。
東京ディズニーランドの大人1日券は2021年1月下旬時点で8200円。
しかし、アメリカ・フロリダ州は約8割高い1万4500円ほど、カリフォルニア州やパリ、上海も1万円を超えています。
日本のディズニーランドは世界では最も安い基準であるというのが現状です。
また、本書の序盤で取り上げられているのが「100均」と「回転ずし」。
100均の代表格であるダイソーは海外26の国と地域に2248店舗を出店していますが、そのほとんどが100円では売られておらず、日本が最安値水準だといいます。
また、日本では「1皿100円」で人気の回転ずし「くら寿司」は、アメリカでは2.6ドル~3ドル(約270~約310円)、台湾は38台湾ドル(約140円)という価格設定だそうです。
なぜ海外では100円よりも高い価格で売られているのかというと、「いま進出している国や地域のすべてで人件費、賃料、物価、そして所得が向上している」(本書より)とダイソー幹部の方はいいます。
くら寿司の田中邦彦社長も「人件費が高すぎて、日本よりは高くせざるを得ない」(本書より)と話しています。
では、なぜ日本はこれほど安い価格のままなのでしょうか。
第一生命経済研究所の首席エコノミスト・永濱利廣さんは「製品の値上げができないと企業がもうからず、企業がもうからないと賃金が上がらず、賃金が上がらないと消費が増えず結果的に物価が上がらない――という悪循環が続いているというわけだ。
そうして日本の『購買力』が弱まっていった」(本書より)と言います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/82916548677038a661a3b364a4ee3b29a6f38164
コメント
日本は思っている以上に世界に置いて行かれています。
そんな状態が続いているのです。
所得が上がらない。
お金がないから安い物を買う。
その悪循環が繰り返されているのです。
島国だから気が付きにくいですが、それが現実です。
思っている以上に危ないのかもしれません。