減税対策は誰でもしていますが、大企業が中小企業の税率適用は問題ないのでしょうか?
2021/02/24
減税対策は誰でもしていますが、大企業が中小企業の税率適用は問題ないのでしょうか?
疑問に感じる所ではあります。
これを許してしまったら、大企業になるメリットはあるのでしょうか?
JTBが資本金1億円に減資!旅行最大手が「中小企業化」、狙いは節税メリットか【スクープ】
国内旅行最大手のJTBが、資本金を現在の23億400万円から1億円に減資することが分かった。
2月12日の株主総会で既に承認を得ており、3月31日付で実施する見通しだ。
資本金は企業の元手であり、株主資本の中に含まれる項目の一つである。
JTBの2020年3月期の連結売上高は1兆2885億円と巨額だ。
従業員数もグループ連結で約2万7000人に上る。常識的には、同社は大企業としか思えない。
だが、資本金を1億円以下に減らすと、売上高や従業員数などとは関係なく、税制上は“中小企業”の扱いになる。
これが現在の仕組みなのだ。
このところJTBと同様、大企業が資本金をあえて1億円に抑え、税法上の中小企業になるケースが目立つようになっている。
例えば、スカイマークは90億円の資本金を1億円に減資。毎日新聞社も3月に、現在の41億5000万円から1億円に圧縮する予定だ。
「資本金を1億円に減資する」と聞いて、15年のシャープの騒動を思い出す人は多いだろう。
当時、経営再建中だった同社は、1200億円以上あった資本金を1億円に減らそうとした。
法人税への軽減税率の適用など、税制上の優遇措置を受けるのが主な狙いだった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8e381308c3a3726101991c967c0f9d34e7c1d566
コメント
大企業の中小企業化。
そんなことが進んでいます。
企業の経営がピンチの時だけ出てくる、異常とも思える話です。
再建中のシャープでもあった、裏技のような物です。
今回はコロナで文句を言う人も少ないかもしれません。
ただし、世間の評判もなにも関係ない手段です。
そんな方法が適用されて良いのでしょうか?
不思議には思いますが、ルール上では問題ないのです。
ただし特別処置の中小企業の税率です。
色々と乗り越えなければいけない壁はあるのかもしれません。