プレイヤーとしては優秀でも、マネージャーで優秀とは限らない
2021/02/07
プレイヤーとしては優秀でも、マネージャーで優秀とは限らない。
ですが、プレイヤーとして優秀でなければ、マネージャーにはなれません。
それが難しい問題です。
有能で判断の早い上司が、「働きやすい職場」をなかなか作れない理由
マネジャーになるような人は、基本的には有能な人です。
部下から見て「働きやすい職場」を作ってくれないマネジャーは無能に見えますが、企業は人が思うより合理的ですから(そうでない会社は潰れていきます)、無能な人を昇格させることは多くありません。
ただし、メンバー(プレイヤーの社員)としての有能さと、マネジャー(管理職)としての有能さは異なり、それに適応できる人とできない人がいます。
そして有能なメンバーが無能なマネジャーになってしまうのは、その多くの場合が「メンバーとしての有能さ」ゆえというところが悩ましいのです。
メンバーは組織にとって、顧客やマーケットとの最前線において全速力でベストソリューションを届ける役割の人です。
その強みである「速い判断力」や「問題解決志向」が、「働きやすい職場」を作るマネジャーにとっては逆に弱みになってしまうことがあります。
業界や職種にもよりますが、有能なメンバーは判断が速い。
変化の激しい現代においては、スピードが何よりも重要という局面が多いからです。
しかし、組織を管理するマネジャーになると、時にそのスピードが邪魔をしてしまうのです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/byline/sowatoshimitsu/20210206-00221336/
コメント
プレイヤーとマネージャーは違います。
個人戦と、総力戦。
人を使って成果を上げることが求められるマネージャーは誰でもなれるものではありません。
プレイヤーとして優秀ですが、マネージャーとしては失格の人は多くいます。
ですが、プレイヤーとしての評価が認められて、マネージャーになります。
変なプライドがあり、マネージャーの新人からは始められない場合が多いです。
人に頭を下げられないなど、邪魔するプライドがあります。
自分一人ではないということを理解しないと、組織は空中分解します。
だからマネージャーになったら使えなくなるのです。