自分がなんの為に働いているのかを考えたことはありますか?
2021/03/18
自分がなんの為に働いているのかを考えたことはありますか?
聞かれたらどうやって説明しますか?
難しい質問にどうやって答えますか?
若手に「何のために働くのですか?」と真顔で聞かれたら、あなたはなんと返しますか?
我々中年世代の若い頃を思い出すと、当時の上司や先輩達に仕事をしている理由を問えば、「使命感」「責任感」などという言葉が返ってきたように思います。
「使命」とは、「使者として命ぜられた任務」のことを言います。
対応する英語のmission(ミッション)も、ラテン語のmittere(ミッテレ。遠くに伝道する)から派生した言葉で、「使命」と由来もよく似ています。
「使命」も「ミッション」も、誰から命ぜられたかは神や天、社会や会社などいろいろありますが、どれも外部から自分へ期待されたことです。
つまり、我々中年世代以上の人間にとっては、働く理由とは「誰かが自分にそれを期待してくれたから、それに応えたい」ということでした。
中国の故事の言葉にも「士は己を知る者のために死す」というものがありますが、そんな気分でしょうか。
期待をかけてくれるということは、自分の価値を認めてくれるということであり、それに応えるのが仕事人というものだと。
そういえば、「働くとは傍(はた)を楽にすることである」というようなオヤジギャグ的訓示もよくありましたが、これも同根で、以上はすべて「働く理由は誰かのため」という利他的な考えがベースになっています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/byline/sowatoshimitsu/20210317-00226731/
コメント
働く理由を聞かれたら困る人は多いはずです。
生活の為としか言いようがないからです。
ですが、そんなことを言ってしまうと、最悪です。
若者に、後輩に示しがつきません。
なぜ働いているのか?
そんなことを考えたことのある人は少ないはずです。
働いている理由は、考えたくないからです。
それでも聞かれたら困らないように、事前に考えておきたいです。
せめて、カッコイイイ先輩でいたいからです。