【飲食】いきなりステーキが迷走してるけど行く意味あるの?
2018/10/15
一時期流行ったいきなりステーキが迷走しています。
安くて早くて美味しいと、3拍子揃っていたことがウリでした。
今では高くて疲れる美味しくないと、別の3拍子が揃いました。
こんなお店に行く意味はあるのでしょうか?
飛ぶ鳥を落とす勢い
一時期は、店舗にすごい行列ができ、1時間以上待つのが当たり前でした。
どの雑誌も社長のインタビューが掲載され、株価もうなぎ上り。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとは、このことでした。
それもそのはず、ステーキは高いという概念を覆したからです。
ステーキは高級なお店で椅子に座り、仰々しく食べる。
それが当たり前でした。
その当たり前を覆し、簡単に安く早く食べる物に変えたのです。
その功績があり、勢いがありました。
崩れ始めた構想
最初の話から変わり始めたことが原因で崩れ始めました。
立って食べる方式でしたが、椅子が各店舗に入り始めました。
椅子に座ると、客の回転が悪くなり、店舗での売り上げが落ちます。
立って食べるから、ゆっくりできずすぐにお客が出ていくのです。
これが大きく崩れ始めた原因です。
その結果、今まで待っていた人も待たなくなり、他と一緒のお店になってしまいました。
他のお店と変わらないのなら、行く意味はありません。
いきなりステーキより美味しいお店は他にもたくさんあります。
一元さんがリピーターにならず
一時期の流行で一元さんを取り込めなかったのも、大きな痛手です。
面白いから行ってみよう、流行っているから行ってみようというお客は必ずいます。
それがあってこその1時間待ちの行列です。
店舗数が少ないこともあり、人で溢れていた時期があります。
そこで一元さんをリピート客にすることを失敗したのは痛手です。
立って食べるのは疲れる、値段相応、あまり安くないなど、良い意見は少なかったです。
イマイチだった企画
結局は、一華咲かせただけの店舗でした。
今では本当の肉好きしか通っている人はいません。
一時期の勢いに任せ、店舗を増やしたことが原因で、どこもガラガラです。
今では値上げも大きく響き、安いどころか高いお店になっています。
安くて早くて上手いというコンセプトからずれています。
同じお金を出すなら、高級なお店で美味しい物をいただきたいというのが、誰もが考えることです。
その考えから大きくずれてしまっています。
まとめ
今ではいきなりステーキという名前すら話題に出なくなっています。
上場の話題などもありますが、話題に出ないことが虚しいです。