お弁当や外食に揚げ物のメニューが多い理由
2020/11/28
お弁当や外食をすると、揚げ物のメニューが多いことに気が付くはずです。
揚げ物が多いお店ではメニューの9割が揚げ物というのも珍しくありません。
健康ブームが世間で多い中、それでも揚げ物のメニューが多いのはなぜでしょうか?
世間と逆行してまで、揚げ物を続けなければいけないのはなぜでしょうか?
その秘密を分析します。
お弁当や外食には揚げ物のメニューが非常に多い
お弁当や外食のお店では揚げ物のメニューが多いです。
お弁当の代表格のほっともっとでは、メニューを見てみると9割が揚げ物です。
コンビニでも7割は揚げ物のお弁当です。
外食でもチェーン店の揚げ物屋のかとんかつ、から揚げ、てんぷら、串カツ、エビフライなど、全て揚げ物です。
和食が異常に少ないことに気が付くはずです。
なんでもかんでも、揚げているのが多い、お弁当や外食。
揚げ物は健康に良くない、揚げ物を減らした方が良いなどと言われる中で、なぜここまで多いのでしょうか?
世間のイメージが健康になっているなら、健康的なメニューをそろえた方がお客さんが来てくれるはず。
それは誰もがわかっていることですが、それでもできない、しないのはなぜでしょうか?
揚げ物は作るのが簡単
揚げ物が多い理由としては、作るのが非常に簡単だからです。
ころもをつけて、揚げれば出来上がり。
油に入れ、タイマーで時間を計っていればどんな初心者でもできます。
それに自動化をしているお店もあります。
自動揚げマシーンとして、自動的に食材が油に入り、出てくるシステムです。
こうしておけば人でも減りますし、人の好し悪しで味が変わりません。
自動化をするのも非常に簡単なのです。
料理は人の腕で変わります。
調理人が変われば、味が変わります。
それが少ないのは、揚げ物が丁度いいのです。
簡単に誰でもできれば、採用した人が、翌日から10年先輩と同じ味が出せます。
これほど都合が良い料理はありません。
揚げ物は管理が楽
調理が簡単以外にも、管理が楽なのも大きいです。
食材を扱っていれば、食材の管理問題は出てきます。
腐る、痛む、良し悪しを判別するなど、やることは多いです。
ですが、揚げてしまえば何の問題もなしです。
油で揚げれば殺菌されるので、食中毒などのリスクは少ないです。
それに水分も飛ぶので、痛みは少なくなります。
揚げ物を好むのは食材の管理の問題もあるのです。
食材の管理も、非常に大変です。
ちょっとのことで味が変わったりします。
そのリスクが減るのは非常に良いことです。
まとめ
お弁当や外食に揚げ物が多い理由は、運営上の都合が大きいです。
お客さんより、運営を優先した結果です。
確かに運営の経費削減で、比較的安い価格で食事ができるのは魅力です。
ですが、健康に良くない物は食べ続けられません。
それが難しい所です。